広角+ローアングル写真のパースを補正

広角+ローアングルで撮った写真。

とてもきれいな写真ですが、垂直線が歪んでいるのがすごく気になります。

レンズ自体の歪みではなく、パースによる歪みですね。

わかりやすいように、右端に黄色い直線を1本入れた画像を用意しました。

黄色の線が本来の垂直線。

すぐ横の建物の黒い線とだいぶ乖離していることがわかります。

垂直に立ってるはずの建物の斜めに見えるのは、かなりローアングルで撮ったせいです。

さらに言うと、雨に濡れた路面にリフレクションで建物が映り込みそれがさらに歪みを強調してしまいます。

パースの歪みは、場合によっては写真に奥行き感や迫力を出すアクセントになるのですが、今回の例の場合はそうした効果はほとんどありません。逆にリフレクションで歪みが強調されているので、これはソフトで補正してやるのが良いでしょう。

ぼくはいつも無料のRawTherapeeを使ってすべての画像編集を行います。

RawTherapeeでの歪み補正は、「レンズ/ジオメトリ」か「レンズ補正/プロファイル」を使います。

今回の場合は「レンズ/ジオメトリ」→「パースペクティブ」という項目の中の「垂直」パラメータのバーをスライドさせて補正します。

ローアングルで下から煽って撮った写真の場合、このパラメータをマイナス方向へ補正してやることで、写真の垂直線が正常になります。

図は「-1.9」に補正したところ。

補正の度合いは、写真の歪み具合に合わせて調整してください。

補正後の写真がこれです。

わかりやすく黄色い垂直線を残しています。

ほぼ完璧に補正されたのがわかりますね。

では、完成版です。

雨が降る夜の銀座で撮った一枚。

きれいなリフレクションが主題となるだけに、歪み(パース)を補正する必要がありました。

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