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中望遠レンズでのストリートフォト。ピント合わせの問題。

中望遠レンズを使用したストリートスナップ(ストリートフォト)はピント合わせの問題が大きいように感じます。

広角28mmとかなら、パンフォーカス、ピントは気にしなくてOK。どんどんシャッターを切ればいいという感じですが、中望遠のボケるレンズだとピントを外す確率がかなり上がってきます。

基本的に、被写体は通行人、つまり動体です。

動体へのAF(オートフォーカス)速度が鍵となってくるわけですが、これは位相差検出方式のカメラでないとけっこう厳しいかなというのが実感としてあります。

ぼくはいまSONYのNEX-7(ミラーレス)を使っていますが、コイツはコントラスト検出方式のAFなので動体へのAFがどうしても遅いです。

なので、よくピントが後ろへ抜けてしまうということがあります。

こういうシーンとか。

構図を決めて、人が前方の道を横切るのを待っている状態なのですが、横切る瞬間にピントを合わせようとすると、高確率でピントを外します。

上の写真も後ろの車や信号機にピントがきてることがわかります。

AF-SじゃなくAF-C(コンティニュアス)ならどうでしょう?
AF-Cでちょっと前から被写体を捕捉すればいいじゃんと思って試してみましたがうまくいきませんでした。

道行く人が現れて、2秒後には目的の位置に来きます。AF-Cの最初の捕捉に時間がかかると間に合わないですし、運よく捕捉できても、「つかまえて、撮りたい構図までカメラを動かしてシャッター押す」ときにあせって自分が静止できずにブレてしまいます。

ストリートフォトをやったことがない人はわかってもらえないかもしれませんが、それぐらいスピードが求められることなのです。

だから基本は広角パンフォーカス。ピントのことは気にせずに、構図を被写体だけに集中する方が絶対「打率」は上がるはずです。

もしぼくと同じように中望遠でストリートフォトをやりたいという人は、位相差AFのカメラと、AFの速いレンズ、この2つはあった方がいいよとアドバイスしておきます。

ぼくはそれでちょっと失敗しました。

広角で撮ってたときは、ここまでピント合わせがシビアだとは思っていませんでした。

失敗も多いですが、中望遠で構図とピントがきっちり決まったときは爽快です。

広角28mmと中望遠75mmの2本持って街歩き。このスタイルがなかなか気に入っています。

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