米大統領選、「トランプ=下げ」が一夜明けると「トランプ=上げ」になってたw

昨日は米大統領選挙の結果が出てびっくりしました。

トランプがまさかの勝利!

開票速報と同時に為替や株価が敏感に反応していましたね。

ぼくがチェックしていたのはドル円の動き。
クリントンが優勢の場合は、円安ドル高へ。
トランプ優勢の場合は、円高ドル安へ反応していました。

マーケットの動きよりだいぶ遅れてテレビのニュースといった感じ。

激戦が予想されたオハイオ州でトランプ優位が伝わるとドル円が急落しました。当初105円台だったドル円は、午前11時半には102円割れ直前まで落ちました。

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もうこの時点で、マーケットはトランプ勝利の可能性がかなり高いと判断してたようです。

しかし日本のテレビではまだ「トランプ善戦」といった報じ方でした。

その後、フロリダもトランプが取り、勝利が決定的になった14時すぎ。ドル円は101円前半まで下がりました。

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さすがにこの辺でテレビ各社は、トランプ勝利の可能性、トランプが大統領になった場合のリスクについて論じはじめます。

証券アナリストが、「実際にトランプに決まればさらに下げ幅拡大する」と警鐘を鳴らし始めたのがこの頃です。

しかし結果から言うとこの証券アナリストに言ったことは全くの見当違いで、この101円前半がこの日の底値でした。

ドル円や株価は14時すぎからじわじわと上昇に転じ、トランプが勝利宣言を行った16時50分すぎにはドル円は103円台を回復していたのです。
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つまりここまで105円→101円→103円と4円下げて2円上げたという状況。

それでもマーケットには悲観的な見方が支配的で、これからNY市場が開いたらまた下げ始めるんじゃないかという予想が一般的でした。

しかし、予想に反し夜になってからも相場の戻りは止まりません。NY株も堅調に推移し、あれよあれよという間にドル円は105円台に。翌日の日本の市場が開く頃には、前日の午前中クリントン有利と伝えられたときに付けた105.47の高値を更新して105.95まで急騰したのです。

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チャートを見ると、見事なV字回復になってることがわかります。

一夜明けて、困ったのが相場動向のニュース原稿を書く人でしょう。

あれだけ「トランプ=下げ」と書いたのに、結局一夜明けてみたら「トランプ=上げ」になってるんですから(笑)

今回の事例を見てもわかるように、相場には一貫性がないのです。
なので、普通の人は今回の動きを見てメチャクチャだなあと呆れることでしょう。

相場で勝ち続けるのが難しい理由がこれです。

相場の動きを論理的にを説明しようとやっきになってる人は負け組です。
理屈をこねながらトレードしている人は負け組です。
プロと言われる証券アナリストだってその負け組の1人です。

そして、マーケットの動きがいかに一般人の感覚とはかけ離れたものかを改めて認識しました。

トランプが大統領に決まったあの瞬間に買える人。そんな常識外れの人が少数の勝ち組になるわけですから。

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