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東芝dynabook VZ72、複数レビューサイトから高評価を受けてるけど本当か?

東芝 Directよりレビュー用にdynabook VZ72を貸出してもらいましたので、さっそく詳細なレビューを書いていきたいと思います。

すでにいくつかの有名レビューサイトでも紹介されて高評価を受けていますが、それが本当なのか検証してみます。

2016年末に発売されたdynabook VZ72は、12.5型1.1kgの軽量2-in-1ノート。東芝のノートPCの中では、「エース」と言っていい存在です。

ネット販売だとモデル名はVZ72、店頭販売だとモデル名はV72となっています。

2017年1月現在、東芝は巨額損失問題で揺れていますが、このdynabook VZシリーズを見てみると、少なくとも東芝のモノづくりの現場はそうした不祥事とは関係なく、健全な状態に保たれていることがわかります。

スペック概要

CPU:Core i7-7500U
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 512GB
ディスプレイ: 12.5型 FHD(1920×1080)
サイズ、重さ:299×219×15.4mm、1.1kg
インターフェイス:USB3.1タイプCx1、USB3.0タイプAx1、ヘッドフォンジャック
バッテリー駆動時間:約17時間(JEITA2.0)

レビュー機はdynabook VZシリーズの中で最上位モデルとなります。

下位モデルにはVZ62:Core i7 + SSD128GB、VZ42:Core i3 + SSD128GBなども用意されています。ペンが付いてくるのは最上位のVZ72のみなので注意しておきましょう。

CPUは最新のIntel Core i7を搭載。メモリは8GB、SSD512GBという構成で文句の付けようがないスペックとなっています。

デザイン

実測すると1.02kgで公称値1.1kgよりもさらに軽く、しかも筐体の剛性も高いので、安物っぽさは微塵もありません。質感も良く、かつ色合いはシック。

スーツにも似合うので、ビジネスシーンでも違和感なく使えるはずです。

変形2-in-1なので、パタンを折りたたんでタブレットとしても使えます。

さっそくオープンカフェで広げて、ドヤってみました(笑)

テラス席なので、太陽の光が入りますが、液晶ディスプレイが十分明るいので、太陽光が強すぎて液晶が見えにくいなんてこともありません。

縦向きにして使うと、webページ閲覧時のスクロールの手間が省けるので良さそうです。

キーボードの奥の側面には排気口と吸気口が付いています。

この部分は少し熱を持ちます。通常であれば、全く問題ありませんが、負荷のかかる作業をした直後だと少し熱くなっているので注意しましょう。

Core iシリーズと熱設計

発熱量の多いCore iシリーズと、薄い筐体・・とくればやはり問題となるのが熱設計です。

dynabook Vシリーズは底面と背面からのダブルの吸気による冷却システムでこの熱問題をクリアしたとのこと。

しかし実際に使ってみると、普通の作業でも筐体はそこそこ熱くなりますし、また排熱のためか、ファンが回っていてその音がちょっと大きいのが気になりました。

特にWindows起動直後はファンが回ることが多いのですが、その音がけっこうデカいので静かな場所で起動する場合は気を付けないといけません。

ただしファンが回る時間自体は短いです。バッテリー性能のテストとして長時間動画を鑑賞してみましたが、鑑賞中は、ファンが回ることもなく至って静かでした。

キーボード、タッチパッドについて

キーボードはバックライト付きです。

キーピッチ(キーの間隔)は横19mm、縦17mmです。横幅を十分とっているのはいいのですが、そのせいか特定のキーの形状が小さくなってしまってました。

特に使用頻度の高い「半角/全角」キーが小さいのは少し戸惑うかもしれません。

キートラベル(キーの深さ)は実測で1.4~1.5mmでした。薄型のノートPCとしてはまずまずの深さがあり、打鍵感も悪くありません。

もう少しクリック感があっても良かったかなという気がしますが、1kg前後のノートパソコンの中では上位に入る品質だと言えます。

タッチパッドの操作感はまずまずです。特に2本指スクロールの操作性が良く、webページの閲覧もスムースです。

パームレスト付近は、指紋が全くといっていいほど目立たない材質ですが、それでいて高級感があるのも良い点です。

SSDで高速起動、快適なPCライフ

SSDは通常のSATA接続タイプ。
東芝のSG5シリーズが内蔵されていました。型番はTHNSNK512GVN8でした。

ベンチマークをとった結果です。

シーケンシャルリードは500MB/s以上で文句なし。シーケンシャルライトは270MB/sとやや遅め。OSやアプリの起動に寄与すると言われる4kランダムリード、ライトは平均レベルでしょうか。ややランダムリードが物足りない気もします。

Windowsの起動は速いです。
電源ボタンを押してからデスクトップ表示までに要した時間はわずか13秒でした。

ベンチマークでは少し気になる点もありますが、実働では問題ないスピード感です。

ゲームはできるか?

内蔵のグラフィックスは第7世代のIntel HD620

軽めのゲームとして有名なドラクエ10がどの程度快適にプレイ可能かベンチマークをとってみました。

標準品質の1280×720でスコアは7281で「とても快適」という評価でした。

第6世代のIntel HD520だとスコアは5500点前後の「快適」でしたから、単純にスコアだけ見ると30%以上性能アップしているということになります。

軽めのゲームなら問題なしですが、海外の本格的な3Dゲームをやりたい場合はちょっとキツいでしょう。

まあそもそもdynabook Vシリーズはビジネス用のモバイルノートですから、グラフィック性能はこれで十分だと思います。

ペンの書き心地

先に述べたようにdynabook V72にはペンが付属します。

ワコム製アクティブ静電ペンです。

ペンで「東芝」と書いてみましたが、書き心地はまずまず。

ただぼくが筆圧が強めのタイプなせいか、少し引っかかりが気になるときもありました。
ちょうど「芝」を書くときです。よく見ると下の部分の線はニョロニョロと波打ってるのがわかるかと思います。

インターフェイス、ポート類

USB3.1タイプC(Thunderbolt 3対応)とUSB3.0タイプAが1つずつ。
後はヘッドフォンジャックのみと簡素なインターフェイスとなっています。

そして付属の変換アダプターでLANポートやHDMI、VGAなどに対応可能です。

1つ大きなマイナスがSDカード(メモリカード)スロットがないという点です。

つまりデジカメで撮った写真をパソコンに取り込む場合は、wifiで転送するかSDカードリーダーを別個で購入する必要があります。

本体の薄さを考えれば、しょうがない面もあるのですが、2017年1月に発売された富士通のLIFE BOOK UHシリーズがdynabookと同じ薄さでSDカードスロット付ですから、この点ではライバルに差を付けられたというべきでしょう。

バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間は公称値で17時間(JEITA2.0)
十分な駆動時間と言えるでしょう。

たった30分の充電で、7時間分の充電が可能な「お急ぎ30分チャージ」機能も付いています。この機能は他社では見たことない機能で、とても良いと感じました。

テストとして100%充電状態から、abema TVの動画をずっと流したときのバッテリー持続時間を計測しました。
JEITA2.0の条件よりもさらにキツくした条件での時間計測ということになります。

結果は約7.5時間でした。2時間の映画を3本観てもまだ余裕があるほどで、とても優秀です。通常の作業なら、これよりも遥かに長時間もつはずです。

おすすめの構成と価格

各々の構成要素ではほとんどが平均以上と優秀なdynabook VZ72ですが、価格もそれなりにします。

VZ72では
1.Windows 10のHome/Pro
2.オフィスのあり/なし
3.メモリ 8GB/16GB
4.SSD容量 256GB/512GB

の4つの項目で選択肢があります。

一番安い構成だと
1.Windows 10 Home
2.オフィスなし
3.メモリ8GB
4.SSD 256GB

171,180円(税込)となっています。

レビュー機のようにSSDを512GBにすると181,980円となります。

オフィスを付けるなら、さらに+17,000円追加でかかります。

良いモノだというのはわかったけどそこまでは出せないという人には、
下位モデルのVZ42はどうでしょう?

VZ42ならCore i3 + SSD128GBが133,380円から買えます。

ペンは別売りですが、ペンがなくてもそこまで困らないでしょう。
VZ72ほどハイスペックじゃなくてもいいから安いやつを・・という人にはVZ42がおすすめです。

【2017年5月追記】
dynabook VZシリーズは人気のため、現在東芝のオンラインストアでは在庫切れです。
東芝の楽天市場店にはまだ在庫が残っているので購入するときはこちらからどうぞ。
東芝楽天市場店でdynabook VZ72の在庫をチェックする

↓以下は東芝ダイレクトで購入する場合の注意点です↓

東芝ダイレクトで購入の際は、東芝の会員登録をしておきましょう。

SDカードスロットがないのと、ファンの音が気になる点ですが、それ以外のチェック項目はすべて平均以上で、東芝の意地が感じられる一台です。
⇒ 東芝オンラインストア dynabook VZシリーズ

※価格は時期によって変動します。
※あくまで1月31日現在のものです。

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