※発売当初と状況が変わったのでThinkPad E570については最新記事を参照してください。
⇒ ThinkPad E570のSSD(256GB)が大幅値下げ!?
(ここから旧記事になります↓)
ThinkPad E570はデュアルストレージになっています。
これはパソコンをHDDとSSDの2つのストレージで構成できる仕様で、OSやアプリはSSDで起動を速くして、データはHDDへ保存しておく・・という具合に使います。
ただし必ずしも両方使う必要はなくて、カスタマイズで片方を「なし」にすることも可能です。
ThinkPad E570のバリューパッケージは、【HDD 500GB】 + 【SSD なし】という組み合わせがデフォルトに設定されています。
一方で、ハイパフォーマンスパッケージは、【HDD なし】 + 【SSD 128GB】という組み合わせになっています。
ここで注目したいのがSSDの選択肢。128GBは通常のSATAのSSDですが、256GBはPCIe-NVMeの高速SSDとなっています。
SSDの選択肢の少なさは今後改善されるかもしれませんが、現状ではSATAの128GBか、PCIeの256GBの2つだけです。
容量的には256GBあった方が安心なので、256GBにしたいところですが、PCIe-NVMeなので値段がけっこうします。
もしハイパフォーマンスパッケージを【HDD なし】 + 【SSD 256GB】へアップグレードすると13万円台になります。
Core i7、メモリ8GB、GeForce 950M、FHD液晶という構成です。スペック的には文句ないレベルですが、伝統的にThinkPad Eシリーズは安さがウリだったので、そのイメージとはかけ離れたものになります。
個人的には上記の構成よりも1ランク、もしくは1.5ランク落としたぐらいのスペックがちょうどいいのですが、なかなかちょうど良い構成がないのが残念なところです。
(1)Core i3、メモリ8GB、FHD、SSD256GB (PCIe)
だと108,432円
(2)Core i5、メモリ8GB、FHD、SSD128GB
だと74,115円
(3)Core i5、メモリ8GB、FHD、SSD128GB + HDD500GB
だと80,595円
この中でぼくが選ぶとするなら、(2)か(3)という線でしょうか。
本当ならSATAのSSD 256GBがあればベストなのですが、11月26日現在では用意されていません。
そうなると型落ちのThinkPad E560を買うという手もあります。
(4)Core i3、メモリ8GB、FHD、SSD256GB (SATA) ただしE560
だと75,260円になります。
外部GPUを搭載しない限り、E570は基本的にE560のマイナーチェンジですから、SSD 256GBにこだわるなら(4)という手もあります。
あるいは
(5)Core i5、メモリ8GB、FHD、HDD500GBのE570を
71,685円で買って、後から自分でSSDへ換装するという手もあります。
ただしEシリーズの筐体の裏蓋はなかなか外れにくいことで有名ですので、あまり初心者にはおすすめしません。
やはり本命は(2)か(3)でしょう。
ちなみにE570の性能を全部活かすなら、最初に挙げた最強スペックがおすすめです。