【レビュー】話題の超軽量ノート、富士通LIFE BOOK UHシリーズ(UH90、UH75)の長所と短所

2017年、富士通が777gという超軽量のノートブック、LIFE BOOK UHシリーズを発売しました。

去年の年末に東芝も1.1kgのかっこいいdynabookを出しましたが、富士通も負けじとかっこいいやつを出してきましたよ。

この数年、日本の大手メーカーは眠たいパソコンばっかり売ってましたからね。

ようやく目を覚ましたか!という感じです。

今までは価格だけじゃなく、デザインや性能でも普通に中国、台湾メーカーに負けてましたから、せめてデザインや性能では引けをとらないものを出してほしいものです。

スペック概要

CPU:Core i5-7200U
メモリ:4GB
ストレージ:SSD 128GB、256GB
ディスプレイ: 13.3型 FHD(1920×1080)
サイズ、重さ:309×212.5×15.5mm、0.777kg(0.913kg)
インターフェイス:USB3.1タイプCx1、USB3.0タイプAx2、HDMI、SDカード、ヘッドフォンジャック
バッテリー駆動時間:約8.3時間(17.0時間)
付属ソフト:MS Office Home & Business Premium

カラーはブラックとレッドの2通り。

これまで富士通のパソコンと言えば、CPUは必要以上に高性能なクアッドコア(末尾HQのやつ)を載せて、ストレージは判で押したかようにHDD 1TBというパターンでした。

SSDじゃなくてHDDですよ。この時代遅れっぷりと、高性能CPU+HDDというバランスの悪さ、この2つが富士通の良質なモノづくりの良さを打ち消していました。

それが今回ようやくです。
ようやくCore i5 + SSDというバランスの良い組み合わせになりました。

CPUは最新第7世代(Kabylake)。SSDは128GBと256GBを選べますが、カスタマイズの自由度は低く、上の表のように2通りしかありません(UH75とUH90)。

128GBの容量だと重さは0.777kgという軽さ。一方、バッテリー駆動時間は8.3時間です。
256GBの容量だと重さは0.913kgで、バッテリー駆動時間が17時間になります。

おそらくLIFE BOOK UH90(SSD256GBの方)は、バッテリーの容量も大きいのでしょう。17時間という十分すぎるバッテリー駆動時間がありますが、そのせいで筐体の重量も少し重くなっています。

個人的には17時間もいらないので、0.777kg、SSD256GB、バッテリー8.3時間という組み合わせがいいのですが、残念ながらその組み合わせはありません。

あとメモリは4GBの一択です。
メモリはオンボード、すなわちマザーボード上に直接半田付けされているので交換できません。また空きスロットもないのでメモリ増設もできない仕様となっています。4GBあれば、通常使用で大体は足りると思いますが、デジカメのRAW現像など負荷のかかる作業では少しもたつく可能性があります。

8GBあれば安心なのに・・というのは誰もが感じるところでしょう。

薄さとインターフェイスの充実

筐体の厚さは15.5mmとかなり薄いです。各メーカーの最新のエース級モデルと比較しても遜色はありません。

Lenovo Yoga 910:14.3mm
DELL XPS 13 2-in-1:13.7mm
ASUS ZenBook 3:11.9mm
東芝 dynabook Vシリーズ:15.4mm
富士通 LIFE BOOK UHシリーズ:15.5mm

こうして並べるとZenBook3の薄さは頭1つ抜けていますが、正直1mm単位の薄さを競ってもあまり良いことはないと思います。

薄型じゃないモデルだと20mm~23mmくらいの厚みになるのが普通ですから、LIFE BOOK UHシリーズは十分薄いと言っていいでしょう。

しかもLIFE BOOKはこの薄さで、LANポートやSDカードスロットを装備しています。これは特筆すべき長所です。

特にデジカメのデータをパソコンに取り込むことが多い人にはうれしいポイントでしょう。

数年前のノートパソコンの常識からは考えられないことですが、上で挙げた各メーカーのエース級モデルにはSDカードスロットすら備わっていないのです(LANポートは言うまでもなく)。

そうした時代の流れに不満を持ちながらもしょうがないことと諦めていた人にとっては、豊富なインターフェイスを持つLIFE BOOK UHは、非常に魅力的に見えるはずです。

それに777g(913g)という軽さが加わるわけですから、これはもう買うしかないか?(笑)

価格、ライバルとの比較

LIFE BOOK UH75、UH90ともにMS Officeが付いてきて、それぞれ価格は184,485円、194,205円となっています。良いモノということはわかっていても、やはりちょっと高いな~という印象ですね。

東芝が2016年末に出したdynabook VZ72はCPUがCore i7でメモリは8GB、オフィスも付いて186,300円ですから、コスパ的にはdynabookの方が上。

ただし、LIFE BOOKには上で述べたように圧倒的な軽さと豊富なインターフェイスがあるのでコスパ面での差を埋めることは十分可能だと思います。

不満な点は、強制的にMS Office付モデルになってしまうことです。オフィスなしで16万円台とか、17万円台とかのモデルもあればなお良かったです。日本のメーカーの悪いクセが出ましたね。

最後にもう一度、長所と短所を簡潔にまとめると以下のようになります。

=長所=
・最軽量モデルはわずか777g
・LANポート、SDカードスロットを完備

=短所=

・メモリ4GB、交換不可、増設不可
・最軽量モデルだとSSD容量は128GB

買う買わないの最終判断はあなた次第。決して安い買い物ではないので十分吟味してから決めましょう。

⇒ 【2017最新モデル】 LIFEBOOK UHシリーズのスペック詳細へ

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