2018年モデルが登場して半年近く経過しており、いまさら感が半端ないですが、ThinkPadの選び方を簡単にまとめておきます。
だいぶ評価が固まってきた上でのまとめなので、発売当初よりも正確なはずです。
なんといっても今年の一番の目玉はThinkPad X280でしょう。
1.13kgと一気に軽量化し、イメージチェンジしました。
これまでX260やX270は、T460sやT470sなどと比較されてきましたが、今回のモデルチェンジにより、X280はX1 Carbonと比較されるポジションとなりました。
それにより選び方もだいぶ変わってきます
1.X280かX1 Carbonか
軽さを重視するなら、X280かX1 Carbonかの二択と言っていいかと思います。
どちらも1.13kg
片手で軽々と扱うことができる軽さです
X280は、12.5インチ
X1 Carbonは14インチ
サイズ(面積)が違います。
14インチのX1 Carbonは画面が大きくて見やすいですが、カフェや電車、新幹線の座席など狭い場所で使うにはちょっと窮屈かもしれません。
その点、12.5インチのX280はコンパクトで場所をとりません。
またコスパもX280の方がだいぶいいです。
詳しくはX280のレビューを参考に
⇒ 【レビュー】ThinkPad X280、軽量化でキーボードの質はどうなったか?検証してみた
2.T480sかT480か
同じ14インチのTシリーズに2つのモデル。
T480sの方が軽いですが、その分価格も高くなっています。
T480は厚みがありますが、キーボード、トラックポイントの質が高くThinkPadの伝統を一番守っているモデルと言えるでしょう。
トラックポイントの形状も違います。
T480はロープロファイル
T480sはスーパーロープロファイル
T480の方が、操作性が良いです。
もっとも今はほとんどのモデルでスーパーローが使用されているのでT480sだとダメというわけでもありません。
T480もT480sも、有線LANポートとフルサイズSDカードスロットが付いています。
ぼく的にはありがたいのですが、いまはもうあまり必要としないのでしょうか。
この2つがなくてもいいという人は、素直にX280やX1 Carbonに行っといたほうが良いでしょう。
3.X1 Yoga
14インチ、360度変形タイプの2-in-1であるX1 Yogaは高いです。
タブレットにしてペンを使いたい人向けのモデルですね。
スペック的には文句ないのですが、価格が一番のネックです。
上の表には載っていませんが、X380 Yogaも同様です。
4.安さならLシリーズやEシリーズ
安さ重視なら、LシリーズやEシリーズもありです。
Eシリーズはぼくも使ってますが、全然いいですよ。
ただE480やE580はフルサイズのSDカードスロットがありません。
イメージ的にあるのが当然と思われがちなので注意しておきましょう。
このクラスなら、第8世代Core i3、メモリ8GB、SSD256GBで7~8万です。
家で使うだけなら、これぐらいのレベルで十分かなという感じもします。
<まとめ>
・X280はおすすめ
・X1 Carbonは変わらず良い
・キーボード、トラックポイント重視ならT480
・安さ重視ならL380、E480、E580
LシリーズやEシリーズはこれ以上安くなりにくいと思いますが、それ以外の10万以上するモデルはこれからもっと安くなる可能性があります。
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