【レビュー】X1 Yogaの影に隠れた実力派、ThinkPad Yoga 260

ThinkPad Yoga 260をレビュー用に貸出してもらい、この記事を書いています。

ThinkPad Yoga 260は、12.5型の変形する2in1PCです。
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14型のThinkPad X1 Yogaが出たせいか、少し影が薄くなってしまったYoga 260ですが、X1 Yogaよりもコスパが良いのでフリップモデルのThinkPadを探している人はぜひ候補に入れたいPCです。

レビュー機のスペック

CPU: Core i7-6500U
メモリ: 8GB
SSD: 256GB PCIe-NVMe
ディスプレイ: 12.5型 FHD(1920×1080) マルチタッチパネル(10点)
グラフィックス: Intel HD 520
サイズ、重さ: 約309.9x220x17.8mm 1.36kg

レビュー機のCPUはCore i7-6500Uです。そしてSSDは通常よりも高速なPCIe-NVMeタイプのSSDです。

タブレット=低スペックというイメージとはかけ離れたゴリゴリのハイスペックマシンです(笑)

これで価格は14万円台。ほぼ同じ構成のX1 Yogaよりも約2万円安い計算になります。

レビュー機にはペンが付いていませんが、オプションでペンを付けることも可能です。またCore i3モデルであれば10万円台から購入可能です。

見た目、デザイン

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パタンと折りたたむタイプの2in1をフリップモデル、もしくはYogaタイプとも言うみたいですがThinkPad Yoga 260は名前の通りまさしくYogaタイプの2in1です。

折りたたむと、キーボードのキーが自動的に沈み込みます。
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これは折りたたんで使用する際に、キーやトラックポイントを傷つけないためです。

同じ12.5型のThinkPad X260と並べた写真です。
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X260の方がフットプリント(底面積)は小さいですが、厚みはX260の方があります。

詳しくはこちらの記事を読んでみてください
⇒ ThinkPad Yoga 260の写真17枚。液晶、キーボード、ヒンジ・・などいろいろ撮ってみた。

SSDのベンチマーク

ThinkPad T460sのSSDは通常のSATAとPCIe-NVMe、どちらかを選べます。レビュー機は256GBのPCIe-NVMe、つまり通常のSSDよりも高速なタイプです。SamsungのSM951シリーズ(型番: MZVPV256)が内蔵されています。

CrystalDiskMarkでベンチマークをとったところ、以下のような結果になりました。

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シーケンシャルリードは期待通りの2000GB/s超えです。体感に寄与すると言われる4Kランダムアクセスもリードが51GB/s、ライトが125GB/sとかなり優秀な数値です。

SATAのSSDに比べ、シーケンシャルリードは約4倍、4Kランダムアクセスでも約1.5倍くらい速いです。

さらにOS(Windows10)の起動時間も計測してみました。比較するのはCore i5 + SSD(SATA)のThinkPad E460です。

電源ボタンを押してからデスクトップが表示されるまでの時間を測ったところ、

ThinkPad E460の場合: 15.78秒
ThinkPad Yoga 260の場合:13.03秒

約20%ほど時間が短縮されることがわかりました。

なお、デスクトップが表示された後、スタートアップの読み込みやアンチウイルスソフトの起動などでしばらく時間を要しますがその時間はカウントしていません。

軽めのゲームなら大丈夫

内蔵されているGPUはIntel HD 520。一般的なノートPCのものですからゲーミング用とは言えません。

ドラクエ10など軽めのゲームに用途は限定されますが、一応大丈夫と言えるレベルのグラフィック性能は有しています。

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1280×720の解像度、標準品質でスコアは5970。「快適」という評価でした。

ThinkPad Yoga 260はどちらかというとビジネスユースに適したパソコンですから、もしゲームをやりたい場合はより高性能のGPUを搭載できるマシンを選びましょう。

他のThinkPadとの比較

同じ12.5型のThinkPad X260、そして14型で同じ2in1タイプのThinkPad X1 Yogaと比較してみましょう。

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タブレットとして機能に関して、あれば便利だろうけど使うかな?と思う人なら素直にX260をおすすめします。その方が価格も安くなります。さらに有線LANポートやフルサイズのSDカードスロットが付いている点も使い勝手が良いと思います。

タブレットとして使用している自分の姿をすでに頭の中で描けているような人なら、Yoga 260かX1 Yogaがいいでしょう。

コンパクトさなら断然Yoga 260です。比較表では価格はどちらも「△」になっていますが、Yoga 260の方がX1 Yogaよりも安くなります。

X1 Yogaはコスパが少し悪いのですが、ディスプレイにこだわるならこれしかありません。他の2つがFHD(1920×1080)の解像度が最高ですが、X1 YogaはWQHD(2560×1440)もいけます。さらに美しさを求めるなら有機ELディスプレイという選択肢もあります。

ぼくの個人的な意見を言わせてもらうなら、12.5型のFHDで十分高精細だし画面もきれいなのでYoga 260でも十分かなという気がします。
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おすすめの構成

やはりこの価格帯のパソコンですから、サブPCとしてはもったいないでしょう。つまりメインPCでかつ、いろいろ持ち運びができて、タブレットとしても使える、そういう用途に合うように構成を考えた結果、

=おすすめ構成例=

Core i5 メモリ8GB PCIe SSD256GB FHD液晶

となりました。

レビュー機はCore i7でしたがCore i5でも十分かなと思います。逆にCore i3、メモリ4GBという構成は少し不足するかもしれません。

価格は税込みで13万円台(セール期間だともっと安い場合も)。ちなみにCore i3だと12万円台、Core i7だと14万円台。それぞれ±1万ですので気前よくCore i7にしとくのもアリです。

SSDはより高速なPCIe接続のものがいいでしょう。SATAでもいいですが128GBの容量のものは平均的なSATAのSSDよりも遅いと思われるので、それは注意しておくべき点です。

⇒ ThinkPad Yoga 260 公式オンラインストア

大幅割引セール実施中です。

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