WSOP2016メインイベント、これぞ強者というプレイ

ポーカーの世界チャンピオンを決めるWSOP2016の模様がyoutubeにアップされていて、途中までその動画を観ています。

なんせ優勝賞金が8億円というとてつもないビックな大会ですから、当然参加者のレベルも高く、見ていてとてもエキサイティングです。

6000人以上の参加者が残り25名ほどに絞られ佳境に入ってきた中で1つ印象的なプレイがありました。

digi1610231
※ youtube.comより

カットオフからKdQdでレイズ

ボタンはコール

SBは77でコール

BBもコール

ー フロップ -

Qs Jc 7c

KdQd持ちのカットオフがポットの約30%ベット。

ボタンがその3.2倍にレイズ

77持ちでセット完成のSBはさらにその2.6倍にレイズ。

BBはフォール。
カットオフもフォール。

ボタンはコール。

ー ターン ー

Qs Jc 7c Tc

77持ちのSBはチェック。

ボタンはポットの約30%ベット

SBがコール。

- リバー -

Qs Jc 7c Tc Td

77持ちのSBがポットの約20%ベット。

ボタンはその2.6倍レイズオールイン!

さてボタンの手は何でしょう?

77持ちのSBからはどう見えてるかで考えてみましょう。

フロップのQs Jc 7cでレイズできる手
そしてさらにおれのリレイズにコールできる手

フラッシュドロー、ストレートドローが濃厚。次の可能性はQJのツーペア。JJやQQの可能性はかなり低い。JJやQQならリレイズにはリリレイズで返すはず。そもそもプリフロップでリレイズする可能性が高い。

フロップのリレイズは完全に「おれ、フロップセット」と表明している。それは相手にも伝わったはずだ。

なのにそれをコールできるということは、QJのツーペアもない。つまりドローが本線。Aハイのフラッシュなのか、フラッシュドローかつストレートドローなのか・・・

リバーのTd。ボードにペアができた時点で、フルハウス警戒。フラッシュを作ったときの注意点として教科書に出てくるくらい。アマチュア中級者以上ならだれでも知ってる初歩的なことだ。

フロップでセットを表明したおれ(77持ち)がリバーでベット。100%フルハウスだということを意味しているはずなのに、相手はそれにレイズしてきた。さらにオールイン。これは完全にブラフではない。そして相手にはフルハウスを超えるモンスターハンドが入ってることを意味している。

最初にJJやQQの可能性はなくなったから、残る可能性はストレートフラッシュ。これしかない。

そう、つまり相手の手は 9c 8c

Jc Tc 9c 8c 7cのストレートフラッシュだ。

それ以外の可能性はほぼゼロ。

となると自分の選択肢はフォール(オリる)しかない。

おそらくこのように考えたのでしょう。77持ちのSBは悩んだあげく、フォールを選択しました。

賭けてたチップ量からすると、難しい決断だったと思いますが、ヒントはいくつもあったので比較的フォールしやすいはずです。

ただ言うは易しですが、実際にそれを決断できたのは強者の証です。

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