ブルガリア戦、清武と長谷部について書いてみた

キリンカップのブルガリア戦、香川の2ゴールなどでブルガリアに7-2と圧勝しました。ブルガリアは本来弱いチームではないはずですが、この日は調子が悪かったみたいですね。特に中盤はほとんどプレッシャーがかけられていませんでした。

日本はディフェンスラインから前線までの距離が短く、何本か簡単なパスをつなぐだけで決定機を作り出すことができました。ブルガリアのDFは岡崎や香川の動きを捕まえきれず、簡単にやられてしまいました。

清武選手について

ブルガリアの悪い出来を差し引いても、日本の3点目と5点目は素晴らしいゴールだったと思います。3点目はまず清武のスルーも清武らしいし、反転しながら左足ゴールを決めたプレイも香川らしかったです。

5点目は、金崎のスルーと清武の抜け出し。

このエリアって本来なら本田が鎮座しているので、なかなか有効に使えていなかったんですよ、これまでの日本は。ところが昨日の試合では、本田不在が良い方に出ました。

普段の日本はあのエリアじゃなく、もっと外側。酒井がオーバーラップしてのクロスを上げるような形です。でもこれまでの試合を見る限りそれはあまり効果的ではないと思います。

一方で裏への抜け出しを狙うのは岡崎がゴール正面でというパターンが多いです。これからはゴール正面の抜け出しばっかり狙うんじゃなく、ややサイド寄り(でもゴールに近い)エリアをもっと意識してほしいですね。清武が抜け出したエリアです。

いつもの「パサー清武」だけでは満足しないぼくですが、この試合では、積極的に自らシュートを打っていく場面も見られたし、認めざるを得ない働きでした。次はもっと強い相手にどれぐらいできるかを見てみたいです。

長谷部選手について

清武のMVPの活躍の裏で、あまり良い出来ではなかった選手がいます。それが長谷部です。

長谷部はビルドアップの中継役が全く出来ていませんでした。DFから送られたパスを受けて、それをまたDFに返すだけ。何回バックパスをしたことでしょう。特にプレスもかかっていない場面で、あまりにも安易なプレーを繰り返す姿はとても残念でした。

サイドが変わって後半。

これも前半と全く同じです。
フリーでボールを受けて、パスコースもいくつかある状況。なのに判断を迷って、その間に相手からちょっとプレスをかけられると反転してバックパスを選択しています。

これを負けてる試合でやられたら、かなりイライラしたことでしょう。結局パスを受ける前の判断ができていないから、ああいったバックパスを選択しちゃうんです。テクニックとか、体力とかそういう理由じゃなく、意識の問題だと思います。キャプテンとして皆を引っ張る立場の長谷部がそんな低い意識でプレイしているとしたら、それは大きな問題でしょう。

失点シーンについて

今回の試合で2失点(川島のPKストップがなければ3失点)について「課題が見えた」とかいう評論家、解説者の言うことは気にしなくていいと思います。

すでに大量リードをもらっていた状況では、気も緩みますし、集中力を欠くこともあります。もちろん完封できれば言うことなしなのですが、失点したからすぐにそれを課題とか言うのはなんか違うんですよね。

今の日本代表に求められることをリストアップしたとしてそのリストの中に「大量リードでも気を緩めないこと」が一体何番目に入っているか?と考えれば、2失点の件をとやかく言うのはあまり意味がないと思います。

それよりもキリンカップという興行自体を議論するとか、そういうのに時間を割いてほしいですね。

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