スタートレックはピカード艦長のシリーズ(TNGシリーズ)が秀逸!

普通スタートレックと言えば、カーク船長にミスタースポックですが、ぼく的には学生時代に見ていたピカード艦長のシリーズが好きです。
「新スタートレック」もしくは「The Next Generation 略:TNG)と言われるシリーズです。

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このシリーズは戦闘シーンやアクションシーンは抑え気味で、知的な謎解きや宇宙の神秘的な現象に焦点を置いて話が多く、今見返してもとてもおもしろいです。

wikipediaで確認すると放送は1987年~1994年となっています。ぼくが観ていたのは再放送ですね。

そのTNGシリーズが1年くらい前からスカパーでずっと放送していているので毎週録画して観ています。20~30年くらい昔のテレビドラマなのですが、いま見ても違和感はありません。

これがカーク船長の時代まで遡ると、古臭さが満載ですけどね(笑)

ちょうどいまスカパーではシーズン6が終わり、次はいよいよ最終のシーズン7ってところです。

登場人物はどれもすごく魅力的ですが、なんと言っても艦長のジャン・リュック・ピカードの渋さが光ります。

ぼく的には

理想の上司=ピカード

なんですよね。

日本のドラマだと、主人公は新人のイケメン乗組員というのがお決まりのパターン。正義感いっぱいで、失敗を恐れずにどんどん突き進むというタイプ。そんな日本のドラマにもピカードみたいな上司が登場することはありますが、所詮脇役です。ガンダムにおけるブライトさんのように。

そういった若者の視点で作られたドラマは歳をとるにつれて、なかなか感情移入はできないものです。

一方、スタートレックではちゃんと主役に艦長がきます。チームのトップとしての決断の難しさや、責任の取り方、部下への信頼、そういった大人の姿をきっちり描いてくれるのです。熱血新人乗組員は出てきません。登場したとしてせいぜい1回、ちょい役です。

副長のライカ―を初め、レギュラーメンバーはみんなプロフェッショナルで、また現実味のある配役となっており、ドラマ全体のクオリティを押し上げています。

その中でも特筆すべきは、アンドロイドのデータでしょう。

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データの階級は少佐でピカード艦長、ライカ―副長についで3番目の指揮権をもちます。感情をもたないロボットですが、とても優秀なクルーで、エンタープライズの危機を何度も救っている頼りになる男です。

その反面、ヘンテコな詩をつくってみたり、ロボットならではの間の抜けた会話で他のクルーを悩ませたりします。

データを通じて、人間とはなんぞや?ロボットと人間の違いは何か?ということを考えさせられます。

シーズン4の「恋のセオリー」という回では、データが自分に惹かれた女性クルーと恋愛をします。

感情を持たないデータですが、恋愛プログラムなるものをインストールしてその女性クルーと恋愛関係を築こうとします。

しかし結局はうまくいかず、女性の方から別れを切り出されます。

「ごめんなさい・・」
申し訳なさそうな女性を目の前に、顔色ひとつ変えずに「ではプログラムを消去しよう」と言い放つデータ。女性が立ち去った後に、飼い猫のスポックがデータのひざに乗ってくるシーンでこの回は終わりを迎えます。

ぼくはこの徹底したリアリズムにゾクッときました。「これぞ、スタートレックの切れ味」と感心したエピソードでした。

他にも同じシーズン4の「ファーストコンタクト」や「空白の一日」も名作です。

シーズン5にはスポックが登場する回があります。スポックにとって感情を持たずロジックだけで動くデータはまさにバルカン人の理想像。この2人が対峙したとき何が起こるのか?

詳しくは話せませんが、データとスポックの共演はとても興味深かったです。

シーズン1~3は見逃してしまったので、いつかDVDを買ってみようかと思ってます。



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