Intelの第10世代プロセッサー、Comet Lake、Ice Lakeが発表されたのはいいんですが、問題はその種類と性能。
なんか急に種類が増えて、わかりにくくなっていますね
CPUコア/スレッド | TDP 通常/上限 | ベースクロック周波数 | ターボ(マルチコア) | |
Core i7-10710U | 6/12 | 15W/25W | 1.1 GHz | 3.9 GHz |
Core i7-10510U | 4/8 | 15W/25W | 1.8 GHz | 4.3 GHz |
Core i5-10210U | 4/8 | 15W/25W | 1.6 GHz | 3.9 GHz |
Core i3-10110U | 2/4 | 15W/25W | 2.1 GHz | 3.7 GHz |
Core i7-1068G7 | 4/8 | 28W/ | 2.3 GHz | 3.6 GHz |
Core i7-1065G7 | 4/8 | 15W/25W | 1.3 GHz | 3.5 GHz |
Core i5-1065G7 | 4/8 | 15W/25W | 1.2 GHz | 3.3 GHz |
Core i5-1035G4 | 4/8 | 15W/25W | 1.1 Ghz | 3.3 GHz |
Core i5-1035G1 | 4/8 | 15W/25W | 1.0 GHz | 3.3 GHz |
Core i3-1005G1 | 2/4 | 15W/25W | 1.2 GHz | 3.4 GHz |
まず第10世代でノートPC用のいきなりコードネームが2つ増えたということ
末尾「U」がComet Lake
末尾に「G7」とか「G4」「G1」がつくのがIce Lakeです
Comet Lake、Ice Lakeはそれぞれ14nmプロセス、10nmプロセスという違いがあるのですが、どのくらい性能に差があるの?ってなったときはまだ不明な点が多いです
ちなみに10nmプロセスとか14nmプロセスというのは、CPU回路を組むときの細かさのことで、細かい方が性能と生産コストが良くなります(理論上)。
将来的には10nmプロセスの方が主流となるはずですが、Intelがその実装に苦戦しており現時点では14nmとそこまで差がないです
第10世代でのCPU性能は、
Comet > Ice
でもGPUは
Ice > Comet
という傾向があるようです
ただ実際には、ノートPCごとのTDP設定と冷却パフォーマンスに左右されることが多いですから、まずはベンチマークの報告を待ちたいと思います