DELLのInspironシリーズは
Inspiron 14 5415
というように、まず14型の14という数字が来て、その後に4桁の数字が来るのがこれまでのネーミングルールでした。
この4桁の数字にもちゃんと意味があるのですが、何も知らない人から見ると一体何の数字?と思うはずです。
DELLもそこを気にしたのでしょうか。
今日オンラインストアを見てみたら、Inspiron 14 5415が
New Inspiron 14 AMD
という名称に変更になっていました。

4桁の数字が廃止され、頭に「New」が付いています。
一時的なものなのかわかりませんが、この方が見た目はすっきりします。
最後にAMDやIntelと付けることで、CPUの種類もわかります。以前は4桁の最後の数字が0ならIntel、5ならAMDという見分け方でしたが、それをもっと直接的にしたということです。
これはこれでいいのですが、じゃあ次の新しいモデルが出た場合どうするの?という問題が生じます。
つまり2022年の話です。
おそらくこのときは、2021年モデルのNew Inspiron 14 AMDは Inspiron 14 AMDと「New」がなくなり、そして新しく発売されてる2022年モデルがNew Inspiron 14 AMDという名称になるはずです。
- 2021年モデルのNew Inspiron 14 AMD ⇒ Inspiron 14 AMD
- 2022年モデル ⇒ New Inspiron 14 AMD
これは逆に混乱してしまうかもしれません。
買うだけならいいんです。
でも買う前に機種名で検索してレビューでも読んでみようかとなってとき、「New Inspiron 14 AMD」で検索すると2021年モデルの情報ばかり出てくる、本当は2022年モデルの情報が欲しいのに。というような事態にもなりかねません。
レビュー記事を書く側としても「New」を付けるのか、それともInspiron 14 AMD (2021年モデル)というように勝手に年式を入れて表記するのか、どちらが読者にとってわかりやすいのか判断しないといけません。
そう考えると、やはり以前のままのネーミングルールが良いのではないかと思います。
DELLがこのまま変更をつらぬくのか、やっぱり以前のネーミングルールに戻すのかもう少し様子を見たいと思います。