DELL Inspiron 14 5425は2022年2月発売の14型ノート。

出たばかりですが、さっそく値下げがきましたね。
Ryzen 5モデルが6.5万、Ryzen 7モデルが9.0万と発売直後よりも1万くらい値下がりしており、コスパはとても優秀です。
いまDELLのノートを買うならこの新モデルがおすすめです。
◆Inspiron 14には2機種ある
DELLの14型ノートは
- Inspiron 14 5415 (2021年発売)
- Inspiron 14 5425 (2022年発売)
の2種類があります。
5415の方は、2021年のベストセラー。Inspiron 14 AMDという名称で呼ばれることもあります。
ただ今回のInspironも「Inspiron 14 AMD」になるので区別するために、最後にAMDを付ける名称はやめて、5415、5425という分け方に変更します。
ともかく、ベストセラーが5415で、今回の5425は兄弟機に近い機種だと思っておけばいいでしょう。CPUはどちらもAMD Ryzenを搭載しています。
比較すると下のような表になります。
Inspiron 14 5415 | Inspiron 14 5425 | |
CPU | Ryzen 5 5500U | Ryzen 5 5625U |
PassMarkスコア | 13198 | 15500(予想) |
ディスプレイ縦横比 | 16:9 | 16:10 |
SDカードスロット | microSD | フルサイズSD |
Webカメラ | HD | FHD |
重量 | 1.44kg | 1.54kg |
価格 | 6.4万 | 6.5万 |
まずはプレミアムモデル(Ryzen 5搭載)で比較。
価格は6.4万と6.5万でほぼ同じです。
この価格差なら、新モデルの5425が良いでしょう。
CPU性能はRyzen 5 5500Uから5625Uになったことで約20%程度上がると予想しています。
さらにディスプレイの縦横比が最近の主流に沿った16:10です。
16:10と縦に長くなることで、Webページなを表示できる範囲が広がり、作業効率アップにつながるのでこれは良い変更です。

microSDがフルサイズSDスロットに変更になりデジカメのデータを直接取り込めるようになったのも良い点です。
あとWebカメラの解像度も上がっています。
1つマイナスなのは重量が1.44kgから1.54kgとアップしている点。ただこの辺の重量はどの道持ち歩きは厳しいのでそこまでマイナスではないと思います。
プラチナモデル(Ryzen 7搭載)でも価格差は小さいです。
Inspiron 14 5415 | Inspiron 14 5425 | |
CPU | Ryzen 7 5700U | Ryzen 7 5825U |
PassMarkスコア | 16227 | 19000(予想) |
ディスプレイ縦横比 | 16:9 | 16:10 |
SDカードスロット | microSD | フルサイズSD |
Webカメラ | HD | FHD |
重量 | 1.44kg | 1.54kg |
価格 | 8.7万 | 9.0万 |
新モデルの5425を買うなら、CPU性能を活かすという意味でもRyzen 7モデルがおすすめです。メモリは16GBのデュアルチャネルなので、画像編集や動画編集も対応可能です。
ただし本格的な編集作業となると、さらに上のスペックが必要。その場合はInspiron 15 Plusや16 Plusといった機種を推奨します。
◆まとめ
- Inspiron 14 5425がかなり安くなった
- ベストセラーの5415と遜色ないレベル
- 16:10ディスプレイ
- SDカードスロット
- Webカメラの写りが良くなった
価格は時期により変動します。もし今回の値下げが一時的なもので7万円台に戻ることがあれば、そのときは安いInspiron 14 5415も検討してみましょう。
新モデルは納期も早いです。