HPがCES2021で発表したのがElite Dragonfly G2。あのDragonflyの新モデルがいよいよ登場です。

Dragoflyってなに?っていう人のために、おさらいしておくと
・13.3型1.0kg未満でしかも変形してタブレットにもなるすごいやつ
・見た目もかっこいい
・キーボードも打ちやすい
という特徴を持ったHPの法人向けモデルです(個人でも普通に買えます)。

米国で1月から発売予定とのこと。日本発売も近い気がします。
まずは発表されたスペックの概要を予習しておきましょう。
◆スペック概要
CPU: Core i3-1115G4、Core i5-1135G7、Core i7-1165G7
メモリ: 8GB、16GB、32GB
SSD: 最大2TB
ディスプレイ: 13.3インチ FHD or UHD タッチ対応
USBポート: USB-C (Thunderbolt 3)x2、USB-A x1
インターフェイス: HDMI、NanoSIM、ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
重さ: 989g
CPUはインテル第11世代へ。旧モデルが第8世代ですから、性能は飛躍的にアップしています。メモリも最大32GBまでいけるようになりました。
重量も発表では989gと10gほど軽くになっています。
◆ディスプレイの選択肢は3つ

- FHD (1920×1080) 輝度400nit
- FHD (1920×1080) 輝度1000nit プライバシーフィルター付き
- UHD (3840×2160) 輝度550nit
新モデルはUHD、つまり4Kに解像度をアップすることが可能です。ただしそうなると、バッテリー駆動時間がかなり短くなるのと価格がアップするので微妙なところです。
プライバシーフィルター付きの1000nitはどうなんでしょう?
使ったことないので何とも言えませんが、あまり評判は良くない気がします。
人気なのは、オーソドックスなFHD、400nitでしょう。
輝度が400nitあれば、かなり明るいです。
室内であれば全く問題なしです。
◆LTE、5G対応モデルも
Wi-Fiは最新規格のWi-Fi6に対応。オプションでLTE、5G対応モデルも用意されるようです。もっとも発売直後はまず普通のWi-Fiモデルのみで、LTE、5Gはしばらく経ってからではないかと予想します。
◆価格予想
旧モデルのElite Dragonflyは
・Core i5-8265U
・メモリ8GB
・SSD256GB
で14.2万円(税込、送料込)となっています。
それを考慮すると、新モデルの一番安いモデルでも10万以上はしそうです。
・Core i5-1165G7
・メモリ8GB
・SSD256GB
で15万くらいといったところでしょうか。
Elite DragonflyはHP法人向けの最上位モデルなのでそれなりの価格は覚悟しておいた方がいいでしょう。