HP ENVY 15-ep (第11世代インテル)とコスパ最強Inspiron 15 Plusとの比較

HP ENVY 15-ep (ep1000)は2021年9月発売のクリエイター向けPC

  • CPUはCore i7-11800H、Core i9-11900H
  • メモリは32GBまでOK
  • 4K、有機ELディスプレイを搭載可能
  • NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti、RTX 3060を搭載
  • 価格は23.1万~

という超ハイスペック仕様です。

画像編集、動画編集、3DCG作成といったクリエイティブワークに適したスペックですし、ゲームもそこそこ楽しめる万能タイプのPCです。その分お値段も高めです。

画像編集や動画編集をどのレベルでやりたいかによりますが、多くの人にとっては1ランク落としたDELL Inspiron 15 Plus、16Plusといった機種(15~17万)の方がコスパ的には良いかもしれません。

ENVY 15-epはメモリが32GBあったり、4Kかつ有機ELを搭載できたりするのでそこに魅力を感じる人向けのモデルとなっています。

スペック概要

CPU: Core i7-11800H、Core i9-11900H
メモリ: 16GB、32GB (デュアルチャネル)
SSD: 1TB、2TB
ディスプレイ: 15.6インチ FHD、UHD+OLED
グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti、RTX 3060
USBポート: USB-C x2、USB-A x2
インターフェイス: HDMI、microSD、ヘッドフォン
サイズ、重さ:約 358×237×18 mm、2.15kg

CPU、メモリ、SSD容量に関しては文句なしの構成です。

ディスプレイはFHDかUHD(=4K)かを選択できます。4Kを選択したときのみ、メモリが32GBになり、同時にグラフィックスも上位のモデルになります。

これを見ると、自分ならFHDでいいかな~と思ってしまいますね。4K+OLEDは魅力ですが、消費電力が上がってしまうのが少し心配です。

2020年モデルのENVY 15をレビューしたときも4Kディスプレイでしたが、そのときは負荷をかけたときの熱とファン音がすごかったです。

※写真は2020年モデルのENVY 15

FHDなら熱問題で躓くリスクを減らせると思います。グラフィックスもRTX 3050Tiなら、画像編集用として十分役に立ちます。

ただそれならば、DELL Inspiron 15 Plusも候補に入れておくべきでしょう。

DELL Inspiron 15 Plusとの比較

表を見ればわかるように、FHDで比較すると断然Inspironの方が安いです。

あとENVY 15-epはクリエイター向けPCと言いながら、フルサイズSDカードスロットが付いていません。これも大きなマイナスです。

まとめ

  • スペック盛り盛りのクリエイター向けPC
  • 4K+OLEDにすると熱が心配
  • FHDのままなら、Inspironにコスパで負ける
  • フルサイズSDじゃなくてmicroSD

まだ実機をさわっていない段階であれこれダメ出しするのは良くないですが、「使う人を選ぶPCかな~」というのがぼくの第一印象です。

メモリ32GBが欲しい。
4K、有機ELを使いたい。

という人ならアリかなと思いますが、熱のリスクがあるのでまずは実機レビューを待った方がいいでしょう。価格も少し下がるかもしれません。

公式ストア HP ENVY 15-ep

FHDでもOKの動画編集ならInspiron 15 Plusがおすすめです。

DELL公式ストア Inspiron 15 Plus

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