Lenovoの一番人気ノート、IdeaPad Slim 570が値上げされています。

10月1日に食料や日用品の多くが値上げされるというニュースは知ってましたが、パソコンも値上げになるとは思ってなくて驚きました。Lenovoはめったなことでは値上げしないのも油断してた理由の1つです。
IdeaPad Slim 570は現在、
CPU Ryzen 5 5625U
メモリ 8GB
SSD 256GB
ディスプレイ 14インチ FHD、IPS
重量 1.39kg
という構成で8.0万円(税込、送料込)
先週まで7.0万円でしたので1万円の値上げとなります。
これでもまだ安いことは安いですが、この価格帯での1万はデカいです。
値上げ率が大きめの機種は
- IdeaPad Slim 570
- IdeaPad Flex 570
といったIdeaPadシリーズで7万~10万くらいの価格帯ですね。
ThinkBookやThinkPad、Yogaは全部フォローし切れていないので正確にはわかりません。そんなに変わっていない印象ですが、一部の機種は値上げしてます。
1つ例を挙げると、Ryzen 7 6800U搭載で人気の
・Yoga 770 (AMD)
が15.5万⇒17.0万と1.5万くらい値上げされています。
今後Lenovoがこの価格でやっていくのかどうかわかりません。
一時的な値上げということもあるので、しばらく様子を見るのが1つ。あとは他のメーカーの機種を買ってもいいかなと思います。
◆DELL Inspironとの比較
Lenovoの値上げにより、相対的にDELLが安くなりました。
7万~10万のミドルスペックPCを買うならDELL Inspironも考慮に入れておきましょう。
IdeaPad Slim 570 | Inspiron 14 5425 | Inspiron 14 5425 | |
CPU | Ryzen 5 5625U | Ryzen 5 5625U | Ryzen 5 5625U |
メモリ | 8GB (4GBx2) | 8GB (8GBx1) | 16GB (8GBx2) |
ディスプレイ | 14インチ 16:9 | 14インチ 16:10 | 14インチ 16:10 |
重量 | 1.39kg | 1.54kg | 1.54kg |
価格 | 8.0万 | 7.5万 | 8.4万 |
Inspironはメモリ8GBが7.5万(税込、送料込)。メモリ16GBが8.4万(税込、送料込)です。

8GBの場合8GBx1のシングルチャネルなので、画像編集以上の作業はちょっとモタつきます。守備範囲を広げるなら16GBのデュアルチャネルにした方がいいでしょう。
まあそうなると8.4万でIdeaPadよりも高くなるわけですから、価格を抑えるなら8GBの7.5万を買うのもありです。普段使いまでなら性能は変わりません。
あとInspironはディスプレイが16:10なので、表示できる情報量が多いです。

InspironとIdeaPadのライバル関係はここ数年ずっと続いています。今後価格差は縮まると予想しますがどうでしょう。。。
とりあえず現時点(2022年10月3日)ではInspironがリードしているという状況です。
参考記事: 【レビュー】DELL Inspiron 14 AMD プレミアムを買った。Zen3のRyzen 5 5625U搭載で普段使いは快適
◆型落ちモデルはどうか?
LenovoのIdeaPad Slim 570の1つ前は「550」です。560ではなく550です。まだ販売しています。

CPU Ryzen 5 5500U
メモリ 8GB
SSD 256GB
ディスプレイ 14インチ FHD、IPS
重量 1.45kg
で7.0万円(税込、送料込)
2021年のLenovoではこれが一番人気でした。
コスパはまずまず。性能やボディの強度は2022年モデルの方が上です。
悪くはないですが、もっと安く買いたいです。いまの価格差なら上で挙げたDELL Inspironの方が良いかなと思います。
同じLenovoのThinkBookに5万円台のモデルがあります。

ThinkBook 14 Gen3 価格.com限定モデル
Ryzen 5 5500U
メモリ 8GB
SSD 256GB
ディスプレイ 14インチ FHD、IPS
重量 1.4kg
で5.9万円(税込、送料込)
型落ちならこちらがおすすめ。2021年のRyzen 5なので、普段使い、ビジネス利用までなら快適です。