Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen 8 (2023年モデル)は残念な点が増えた。仕様書を見た第一印象。

Lenovoが先日発表した2023年モデルを見ているんですけど、毎年人気となるIdeaPad Slim 500番台の仕様が少し期待外れでした。

https://psref.lenovo.com/Product/IdeaPad/IdeaPad_Slim_5_14IRL8

ざっくり言うと以下のとおりです

悪い
・メモリ8GBがシングルチャネルで増設も不可
・SDカードスロットがフルサイズからmicroSDに

良い
・ディスプレイが16:10に
・CPUはインテル第13世代のPシリーズ

発表があったのはIdeaPad Slim 5i Gen 8 14型
CPUはインテルの方です。

AMDモデルの方はまだ発表されていませんが、筐体デザインはインテルモデルと同じになると予想されています。

つまり、インテルでもAMDでも同じデメリットが生じているということになります。

スペック概要

CPU: Core i5-1340P、Core i7-1360P
メモリ: 8GB、16GB (LPDDR5-5200)
SSD: 256GB/512GB/1TB
ディスプレイ: 14インチ 1920×1200、IPS、非光沢
USBポート: USB-C 3.2 x2、USB-A 3.2 x2
インターフェイス: HDMI、microSD、ヘッドフォン
Webカメラ: FHD(1080p)、プライバシーシャッター
顔認証なし、指紋認証あり
重量: 1.46kg

Lenovoの仕様書によると、2.2Kディスプレイや有機EL(OLED)の選択肢も用意されているようですが、実際に販売されるモデルは通常のFHD液晶になると予想しています。

アスペクト比は16:10です。
2022年モデルの16:9から縦に長くなります。これで画面に表示できる情報量が増え、作業効率が少しアップするはずです。

輝度は300nit、色域はsRGBカバー率63%。こちらは2022年と同じです。

CPUはインテル第13世代のPシリーズで文句のない性能です。

ただその性能をフルに生かすならメモリは16GBがベストです。8GBx2のデュアルチャネルで動作します。

メモリ8GBの場合は、8GBx1のシングルチャネルになってしまいます。シングルの場合、画像編集、動画編集、ゲームなどの負荷の高い作業の快適度が低下します。

2022年モデルでは4GBx2のデュアルチャネルでしたが、今回の仕様はシングルとなっています。空きスロットもないので増設はできません。

これがまず本当なのかどうか。
発売前の仕様書なので、100%信用できる話ではないと思いますが、それでも公式発表には違いないので、それなりの信頼度はあると思われます。

おそらくCore i5ならメモリ8GB、Core i7ならメモリ16GBという組み合わせになるはずです。AMD Ryzenの場合も同じでRyzen 5ならメモリ8GB、Ryzen 7ならメモリ16GBです。

毎年人気となるのはCore i5(Ryzen 5)の方。
しかし今回はメモリがボトルネックになってしまうのが痛いです。

さらにもう1つ大きな変更として、SDカードスロットがフルサイズからmicroSDになった点。

デジカメのデータ転送はフルサイズの方ですから、microSDスロットは歓迎できない変更です。

ということで、2023年モデルのIdeaPadはちょっとどうかな~というのが正直な印象です。

2022年モデルとの比較を表にまとめてみました(Ryzen 5とCore i5で)。

普段使いのPCとして見たとき、2022年モデルの方が良いかもしれません。

その理由は

・弱点の少なさ
・安さ

の2つ。

このクラスのPCでは長所を増やすことよりも、いかに短所をなくすかの方が評価につながりやすいです。

買うとしてもインテルよりはAMD Ryzenの方が良いでしょう。

メモリ16GBならOKか?

メモリ16GBにすれば、8GBx2のデュアルチャネルになるのでボトルネックは解消されます。

しかしそうなってくると価格も当然上がるでしょう。
10万以上、下手すると12万くらいするかもしれません。

それなら上位のIdeaPad Pro、あるいはYogaを買ってしまった方が良い可能性も出てきます。

これまでのIdeaPad 500番台はミドルクラスのPCとしての立ち位置が明確でした。
それが2023年モデルになり、少し揺らいでいるように感じます。

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