2016年のいま、今回紹介するのはおそらくコスパ最強のオフィス付きノートPCだと思います。
ぼくはそもそもオフィス付きのノートパソコンを買う必要はないという考えです。家で複数台のPCにオフィスをインストールすると想定すれば、パソコンとは別個にオフィスを買った方が断然安上がりだからです。
普通、MS OfficeのHome and Business Premiumってやつが入ってるパソコンを買うとパソコン価格にさらに追加で2.3万~2.5万くらいかかります。そのパソコン1台のみでこの価格です。一家にパソコンは一台だけですというのであれば、これでもいいのですが、複数PCの場合はオフィスが最初から入ってるのを買うとその都度2.3~2.5万かかってしまう計算になるのでプリインストール版は避けた方がいいのです。
ただ、プリインストール版でもたまにキャンペーンとかで安く売ってるものがあり、それは実質1万円くらいでオフィスを付けられます。
そうした特別な場合のみ、オフィス付きのノートパソコンをおすすめするというのがぼくの基本スタイルとなります。
Lenovo Yoga 710は2016年7月発売の2in1PC、折りたたみ式でタブレットとしても使えるタイプのノートパソコンです。
これ、CPUはCore m5、SSD容量は256GB、MS Officeも付いてくるという優秀なスペックでしかも重さは1.04kg、これで10万円を切っています。
オフィス付きでガンガン持ち歩けるノートパソコンということですね。
安いオフィス付きのモバイルノートでよくあるのが、CPUがCeleronやAtom、メモリ2GB、ストレージはeMMCの32GBというタイプ。今回のYoga 710よりも2ランクぐらい下の性能です。これなら6~7万くらいで売ってることはあります。
しかしそうしたタイプはあくまでサブPC扱い。Yoga 710のようなメインPCとしてもいけますよというポジションにはありません。
CPUがCore mシリーズ、ストレージはSSDという条件で検索すると一気に価格も跳ね上がります。
そんな中でYoga 710はオフィス付きで95,256円。時期によって多少は変動しますが、これは驚くほど安いです。
例えば東芝のdynabook RZ82/Aと比較すると、その安さが際立ちます。
dynabook RZ82/Aは、CPUや少し性能上のCore m7で、さらにペンが付いてきます。
ただし価格はYoga 710の約2倍で18万円です(汗)
dynabookのネガキャンになってしまいそうですが、それだけYoga 710が安いってことです。
そんなYoga 710にも欠点はあります。
それはUSB3.0が1つだけとUSB関連のポートが少ないという点です。さらにSDカードスロットがありません。デジカメの画像を取り込む場合にはアダプターが必要になります。
買うときはそれだけ注意しておきましょう。