HP Pavilion 13-bbは2020年12月発売の13.3型1.3kgのノートPCです。

HPは2020年12月にPavilionシリーズを一気に刷新しました。
Pavilion 13 (1.30kg)
Pavilion 14 (1.42kg)
Pavilion 15 (1.71kg)
とサイズによって3種類に分かれており、本機は一番コンパクトなPavilion 13です。
正確にはここにPavilion x360 14という機種も加わるのですが、わかりにくくなるのでそれは置いて話を進めます。
普通、ノートパソコンは軽くなるほど高価になりますが、上記のPavilion新シリーズは全部同じ価格で売り出しています。
買う方としては悩む材料が1つ減るので助かります。
Pavilion 13、14、15の3機種は、基本的なデザインも同じなので、軽さ、コンパクトさをどのくらい重視するかで決めるといいでしょう。
大きな違いはPavilion 13だけディスプレイがタッチ非対応だという点。そしてPavilion 15だけCore i7モデル、メモリ16GBモデルがあるという点です。
今回はPavilion 13の特徴を解説していきます。
スペック概要
シリーズ名:HP Pavilion 13-bb0000
CPU: Core i3-1115G4、Core i5-1135G7
メモリ: 8GB (デュアルチャネル 増設不可)
SSD: 256GB、512GB
ディスプレイ: 13.3インチ FHD(1920×1080)、非光沢、IPS
グラフィックス: インテル UHD、インテル Iris Xe
USBポート: USB-A (5Gbps)x2、USB-C (10Gbps) x1
インターフェイス: microSD、HDMI、ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 5
バッテリー: 8.5時間
サイズ: 304 x 205 x 16.9-20 mm
重量: 1.3kg
CPUはIntel第11世代のTigerLakeを搭載。2020年12月時点では最新のCPUです。
全モデルでMicrosoft Officeを付けることも可能です。現在はオフィス半額キャンペーン中なのでお得です。
ベーシックモデルは
- Core i3
- メモリ8GB
- SSD 256GB
という構成。
これで価格は6.5万円(税込、送料込)とコスパは非常に良いです。
第11世代のCore i3はかなり性能アップしているので、通常使いならこのベーシックモデルが最適かと思います。
Core i3-1115G4の性能についてはこちらの記事を参考に。
カラーは2種類
カラーバリエーションは2種類。

セラミックホワイト または ナチュラルシルバー
天板にHPのロゴが入っています。

天面とキーボード表面はアルミニウム素材を使用しており、高級感があります。
インターフェイス(端子類)

USBポートは3つ。2つはUSB-Aで転送速度は5Gbps。残りの1つがUSB-Cで転送速度は10Gbpsです。電源コネクタは専用のポートがあるのでUSBポートは常時3つ使用できます。
USB-Cは電源供給(PD)と映像出力に対応しています。
あとはmicroSDカードスロットとHDMI、ヘッドフォンジャックです。
端子の種類、数はまずまず平均的な水準です。
メモリは8GBオンボード
メモリは8GBオンボードで増設はできません。
シングルチャネルかデュアルチャネルか、仕様書には書かれてありませんが、HPに問い合わせたところ、「デュアルチャネルになっている」との回答でした。

メモリがシングルかデュアルでグラフィック性能にけっこう差が出ます。
本機はデュアルチャネルということなので、第11世代CPU、GPUの性能をフルに活かすことができます(Pavilion 14や15も同様です)。
ただしこれについては、あくまで電話担当者の口頭による回答なので、もしかしたら間違っている可能性もあります。心配な人は再確認をした方がいいでしょう。
キーボード
キーボードの右端はEnterキーではなく、home、pgup、pgdn、endボタンが並ぶ独特の配置です。

すでにHPではお馴染みとなっていますが、最初のうちはタイプミスをしてしまう可能性が高いので慣れが必要です。
バックライトキーボードを採用しており、暗いところでもタイピングしやすくなっています。
その他の特徴
仕様書にはWi-Fiの規格はWi-Fi 5と書かれてあります。Pavilion 14と15では最新規格のWi-Fi 6に対応しているので、なぜPavilion 13だけ違うのか疑問が残ります。単に仕様書が間違えてる可能性もあるので、こちらも情報が入り次第更新する予定です。
ディスプレイは非光沢タイプなので映り込みが少なく目に優しいです。またIPS液晶なので視野角が広いです。
またディスプレイはタッチ非対応です。タッチディスプレイがいいという人はPavilion 14か15にしましょう。
指紋認証センサーが付いているのでパスワード入力よりも素早くログイン可能です。
重さは1.3kg。そこそこ軽量ですが、毎日持ち歩きするにはちょっと重く感じる重量です。
Pavilion 14との比較
Pavilion 13と14は非常に似ているので、どちらにするか迷うところです。
Pavilion 13が13.3型で1.3kg
Pavilion 14が14型で1.42kg
軽さでは13ですが、1.3kgという重量にそんなにありがたみを感じないという気持ちが正直あります。
それなら少し大きめの画面の14でもいいかなと。14のディスプレイはタッチ対応になっています。
どちらもコスパは良いので、最終的には好みで選ぶのが良いと思います。
まとめ
- Pavilion 13-bbは13.3型1.3kg
- CPUはインテルの最新第11世代
- 高級感のあるデザイン
- Core i3で十分な性能
- ディスプレイはタッチ非対応
- オフィス半額セール中