HPのPavilionシリーズの中で、他とは大きく違う特徴をもっているのがPavilion x360 14-dw1000 (dwシリーズ)です。

その特徴は
- Pavilionシリーズでは唯一の2-in-1
- 4G LTE対応モデルもある
- フルサイズSDカードスロット付き
- 納期早め
の4点です。
特に最後の2つ。フルサイズSDカードスロットと納期早めという点は大きな魅力です。
2021年1月現在、他のPavilionシリーズは在庫切れで納期が大幅に遅れています。中には3ヶ月待ちという機種もあるほど。
それに対し、Pavilion x360 14-dw1000はまだ在庫に余裕があります。
スペック概要
CPU: Core i3-1115G4、Core i5-1135G7
メモリ: 4GB、8GB (4GBx2)
SSD: 128GB、256GB、512GB
ディスプレイ: 14型 FHD(1920×1080)、光沢、タッチ対応
グラフィックス: インテル UHD、インテル Iris Xe
USBポート: USB-C (10Gbps) x1、USB-A (5Gbps) x2
インターフェイス: フルサイズSD、HDMI、ヘッドフォン
LTEモジュール: Intel XMM 7360 LTE(LTE対応モデルのみ)
Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
バッテリー: 8.5時間
サイズ: 324 x 221 x 18.5-20 mm
重さ: 1.65kg
ペン: LTE対応モデルのみペン付属
CPUはIntel第11世代のTigerLakeを搭載。2021年1月時点では最新のCPUです。
LTE対応モデルは1月下旬より販売開始です。
ペンは通常モデルには付いておらず、+9,800円で付けることが可能になっています。

同じくオプションでMicrosoft Officeを付けることも可能です。
現在はオフィス半額キャンペーン中なのでお得です。
カラーは1種類のみ
カラーバリエーションはナチュラルシルバーの1種類のみです。

天板のHPのロゴが入っています。天面とキーボード表面はアルミニウム素材を使用しており、高級感があります。
インターフェイス(端子類)
USBポートは3つ。2つはUSB-Aで転送速度は5Gbps。残りの1つがUSB-Cで転送速度は10Gbpsです。電源コネクタは専用のポートがあるのでUSBポートは常時3つ使用できます。

USB-Cは電源供給(PD)と映像出力に対応しています。
SDカードはデジカメ用のフルサイズSDカードスロットです。他のPavilionシリーズはmicroSDカードになっており、ここが大きな違いの1つです。
デジカメの画像データをパソコンに取り込むことが多い人は、本機のようにフルサイズSDカードスロットがあると便利です。
あとはHDMI、ヘッドフォンジャックです。

ポイント: SDカードを直接挿すことができます。
ベーシックモデル G2

Core i3
メモリ4GB
SSD 128GB
で価格は6.5万円(税込、送料込)
最も安いモデルになります。CPUの性能は良いですが、メモリ4GBとSSD128GBが不安な構成です。あまりおすすめではありません。
ベーシックプラスモデル G2

Core i3
メモリ8GB
SSD 256GB
で価格は6.7万円(税込、送料込)
最初に挙げたモデルから2千円プラスするだけでバランスのとれた構成になります。Core i3といってもIntel第11世代のCore i3は2年前のCore i5に匹敵します。普段使いならこれがベストな構成でしょう。
スタンダードモデルG2

Core i5
メモリ8GB
SSD 256GB
インテル Iris Xe グラフィックス
で価格は7.6万円(税込、送料込)
さらに9千円プラスするとCPUはCore i5になり、グラフィック性能も強化されます。このスペックなら画像編集や、軽めのゲームの楽しめるでしょう。しかし本格的な画像編集にはメモリは16GBほしいところなので、ちょっと中途半端な感じもします。
スタンダードWWANモデル G2

Core i5
メモリ8GB
SSD 512GB
インテル Iris Xe グラフィックス
LTE対応
ペン付属
で価格は9.0万円(税込、送料込)
LTE対応モデルは、SSD容量が512GBに。またペンも付属です。
1.65kgの重さがあるので持ち歩きには向きませんが、wifi環境のない場所でのネット利用を考えてる人はこのLTE対応モデルが良いでしょう。販売開始は1月下旬の予定です。
在庫に余裕がある理由
他のPavilionは軒並み在庫切れで、納期が大幅に遅れているのに、このPavilion x360 14-dwだけはまだ在庫に余裕があるようです(2021年1月3日現在)。
その理由は
1.そもそも新モデルになったことが知られていない。
2.ボディ自体は旧モデルと同じなので、ボディ関連の部材は確保してある。
3.他のPavilionよりも少しだけ高い。
などですが、最も可能性が高いのは1か2なのではないかと推察します。
公式ストアのトップページにはPavilionシリーズが以下のように並んでいます。

他は全部「New!」が付いているのに、Pavilion x360 14-dwだけ無印です。
これを見ると、Pavilion x360 14-dwだけ旧モデルのままなのかと勘違いしてしまう人がいてもおかしくありません。
クリックしてみると、Pavilion x360 14-dwには
- x360 14-dw0000 (旧モデル)
- x360 14-dw1000 (新モデル)
の2つあることがわかるようになっています。
そして旧モデルの方はあまりコスパが良くないですが、新モデルの方はコスパも良いです。
Pavilion 14-dvとの比較
Pavilion x360 14-dw | Pavilion 14-dv | |
CPU | Core i3-1115G4 | Core i3-1115G4 |
SDカードスロット | フルサイズSD | microSD |
重さ | 1.65kg | 1.42kg |
価格 | 6.7万 | 6.5万 |
同じ14型のPavilion 14-dvは、1.42kgと軽く、また価格も少し安いです。
しかし1月3日現在、納期は10週間待ちです。
いま買うなら1週間程度で届けてくれるPavilion x360 14-dwが圧倒的におすすめです。
※納期は時期によってかなり変動します。最新情報はHP公式ストアで確認してください。
まとめ
- Pavilion x360 14-dwは14型の2-in-1
- CPUはインテルの最新第11世代
- フルサイズSDカードスロット付
- オフィス半額セール中
- 納期早め