HP Pavilion Plus 14-ehは2022年8月発売のノートPC

- CPUはインテル第12世代Core i7-12700H
- ディスプレイは2.8K(2880×1800)の有機EL
- 重量は1.33kg
という特徴があります。
ハイスペックなクリエイター向けPCとは言え、Pavilionシリーズなのである程度安さも求められるPCだと思います。
8月5日時点では16.9万~とまだ価格が高いです。
まずは様子見。値下がりしたところで最終的な判断を下したいところです。
◆スペック概要
CPU: Core i5-12500H、Core i7-12700H
メモリ: 16GB
SSD: 512GB、1TB
ディスプレイ: 14インチ 2.8K(2880×1800)、光沢、OLED
USBポート: USB-Cx2、USB-A x2
インターフェイス: HDMI、microSD、ヘッドフォン
Webカメラ: 500万画素 IR
顔認証あり、指紋認証あり
重量: 1.33kg

カラーはウォームゴールド。アルミニウムボディなので高級感はまずまずです。
重量が1.33kgと軽いのが大きな特長。
ただその分バッテリー容量が少ないです。
用意されているモデルは2つ。Core i5-12500Hがスタンダードモデル、Core i7-12700Hがパフォーマンスモデルです。

性能的にはCore i5でも十分高いです。SSD容量を大容量の1TBにしたい場合はCore i7がおすすめとなります。
8月5日時点ではグラボ搭載のモデルはありません。いまのままでも画像編集(RAW現像)くらいなら快適にこなしてくれますが、動画編集の場合はグラボがあった方がより快適です。
そういう意味では本機はメインは画像編集用になるかと思います。
◆ディスプレイ
ディスプレイは有機ELです。
・14インチ
・2880×1800 px
・アスペクト比 16:10
・光沢、タッチ非対応
・輝度 400nit
・色域 sRGB 100%、AdobeRGB 99%
・リフレッシュレート 90Hz
という非常に品質の良いディスプレイを搭載しています。
先日レビューしたASUSのZenbookもこのクラスの有機ELで価格は25万でした。
それを考えると、Pavilion Plus 14-ehの安さが光ります。
◆キーボードは例のやつ
残念なのはキーボードの配列ですね。
HPの例のやつと言えばピンとくる人も多いでしょう。

Enterキーが右端じゃないパターンのこれです。
HPは最上位のSpectreシリーズや法人向けのProBookシリーズなどはキーボードもしっかり日本仕様になっているのですが、安さ重視のPavilionシリーズではそこまでお金をかけれません。
すでに慣れている人もいるかもしれませんが、最初はなかなかハードルが高いと思います。
◆他の気になる点
– microSDスロット
フルサイズのSDカードではないのが痛いです。14インチ軽量タイプですが、クリエイター向けPCにはぜひ付けてほしいところです。
-Thunderboltなし
USB-Cポートは転送速度10Gbpsです。Thunderboltになると4倍の40Gbps出ますからこの差は大きいです。なお、USB-CでもPD対応、映像出力対応にはなっています。
-プライバシーシャッター
Webカメラを隠すためのシャッターがないように見えます。これまでのPavilionはそうでした。本機はPavilion Plusなのでもしかしたら仕様が変わっているかもしれませんが、ない寄りで考えておいた方がいいでしょう。
-バッテリー駆動時間
公称値で8時間。実質4~5時間くらいしかもたない可能性があります。Pavilion Aero 13もバッテリーライフは短めでした。
◆まとめ
- 性能、ディスプレイは文句なし
- グラボ非搭載なので画像編集メインか
- 1.33kgの軽さは魅力
- microSD、Thunderbolt非対応などマイナス点も多い
あとは価格でしょう。
米国のHPではCore i5モデルがなんと820ドル。

めちゃくちゃ安いです。
1ドル=135円で計算すると11.1万ですが、さすがにここまで安くはならないかなと思います。でも13万くらいまでは下がりそうな感じはあります。
Core i7モデルだと16万くらいを期待したいですね。
最新情報はHPストアでチェックしてみてください。