HP Spectre x360 13の新モデル(2019年版)が米国で発売されました(10月22日時点で日本未発売)

そのスペック概要は以下のとおり
CPU: Core i5、i7 第10世代Ice Lake
メモリ: 8GB、16GB
SSD: 256GB、512GB、1TB、2TB
ディスプレイ: 13.3インチ FHD(1920×1080)、UHD(3840×2160) OLED
サイズ: 306.8×194.6×17 mm
重さ: 1.30kg
ディスプレイの選択肢としてOLED、つまり有機EL液晶が加わりました。有機EL液晶は4K(3840×2160)で輝度もFHD版より明るくなっています
一方、重さはそんなに変わっていません
旧モデルが1.32kg
新モデルが1.30kg
変形2-in-1タイプのPCは通常のクラムシェル型より重くなりがちなのは理解できます
しかしHPは先月HP Elite Dragonflyという超軽い2-in-1を発表したばかりですよ
Elite Dragonflyは999g
これを聞いたときぼくはてっきりSpectre x360 13も軽くなるものだと思ってました
なので1.3kgという重さはちょっとがっかりです
ただサイズはだいぶコンパクトになっています
旧モデル:308×217
新モデル: 306.8×194.6
縦の幅が22mmも小さくなっています!
厚さは少し厚くなりました。
旧モデル: 14.3mm
新モデル: 17mm
その他、ポート類は
USBポート: USB-C(Thundebolt 3) x2、USB-A x1
インターフェイス; HDMI、microSD、ヘッドフォン
と大きな変更はありません
バッテリー容量は60Wh(旧モデルは61Wh)と大容量です
Spectre x 360 13の最大の特長はこのバッテリー容量。これによりかなり長時間のバッテリー駆動が可能になっています(他のモバイルノートだと40~50Whくらいが一般的)
しかし同時にこれが1.3kgという重さにつながっているわけで・・
軽さか、バッテリーライフか、どちらをとるか難しいですね
単純にモバイルノートと考えるならElite Dragonflyのように軽さを重視したモデルの方が人気が出そうな気がしますが、OLED 4K液晶といった選択肢を取り入れるなら今回のSpectreのような形になってしまうのかもしれません
Spectre x360 13 (2019)が日本で発売された頃にまた記事を書く予定です