2022年3月1日に発売予定のMicrosoft Surface Laptop Studioは14.4インチのクリエイター向けPCです。

CPUはインテル第11世代。Core i5-11300H、Core i7-11370Hを搭載しています。
正直に言うと、このCPU性能はあまり高くありません。これが2021年の初めに出ていたならまだしも、2022年3月というかなり遅れたタイミングで出ることは致命的だと思います。
2021年の後半はMacBook Proが発売され、その性能の高さでみんなを驚かせました。
そして2022年はインテルの第12世代がやってきます。
次のグラフはSurface Laptop Studioにとってあまりにも都合の悪いグラフです。

これはPassMarkのベンチマークスコア。
Core i7-11370Hのスコアは悲しいかな12306。他と比べると圧倒的に低いです。
ライバルのMacBook Pro(M1 Pro)との差は歴然ですし、もうすぐやってくる第12世代インテル(Core i7-12700HやCore i7-1270P)にも大きな差をつけられています。
ほぼダブルスコアのこの差は致命的と言ってもいい差だと思います。
◆価格も高い
性能が低くても価格が安ければ、まだ選択肢として残るのですが、あいにくSurface Laptop Studioは高いです。
Core i5の最小構成で21.0万円(税込、送料込)
Core i7だと27.0万円(税込、送料込)です。
ベンチマークでダブルスコアのMacBook Pro 14インチが23.0万。どちらが良いかは言うまでもないでしょう。Surfaceならではの良さもあるのですが、さすがにこれでは話になりません。
Windowsがいいなら第12世代インテルを待ちましょう。すでにもう発売されているところもありますが、3月4月になれば多くメーカーで販売されるようになるはずです。すぐに圧倒的な性能を持つPCが20万を切る価格で手に入るようになります。
◆まとめ
- Core i7-11370Hは性能が物足りない
- 価格も高い
- MacBook Pro、第12世代インテル搭載機がおすすめ
Surfaceはあまり値引きしない傾向がありますが、どうなんでしょう?
さすがに27万は考え直した方がいいんじゃないかと思ってしまいます。