先日発表されたMicroosft Surface Pro 9は予想どおりの内容でSurface Pro 8からはマイナーチェンジでした。

5G+ARMモデルという新しい選択肢が増えましたが多くの人にはあまり関係ありません。
一般ユーザーが注目すべきは大きな変更は
- CPUが第11世代から第12世代へ
- イヤホンジャック廃止
この2点のみと言っていいと思います。
Surface Pro 9のスペック概要は以下のとおり
・Windows 11 Home 64bit ・CPU:Core i5-1235U / Core i7-1255U ・メモリ:8GB/16GB/32GB ・SSD: 128GB/256GB/512GB/1TB ・ディスプレイ:13型 (2880×1920) 、光沢、タッチ対応 ・USB: USB-C x2 (Thunderbolt 4) ・インターフェイス:Surface Connect ・Webカメラ: FHD (1080p) ・バッテリー容量: 47.7Wh ・重量: 879g ・キーボード込み: 1.17kg ・オフィス: Office Home and Business 2021
そして価格はこんな感じです。
タブレットのみ | キーボード付き | キーボード、ペン付き | |
Core i5 メモリ8GB SSD 128GB | 16.3万 | 18.0万 | 19.6万 |
Core i5 メモリ16GB SSD 256GB | 22.0万 | 23.8万 | 25.3万 |
Core i7 メモリ16GB SSD 512GB | 29.1万 | 30.9万 | 32.4万 |
最小構成のCore i5、メモリ8GB、SSD128GBだと16.3万。キーボードとペンもセットにすると19.6万になります。
メモリ16GBになると急激に高くなり本体のみで22.0万。キーボードとペンのセットで25.3万です。円安の影響でしょうか、かなり高額となってしまいます。
画像編集や動画編集をやりたい人はメモリ16GBが推奨されますが、ビジネス利用までならメモリ8GBに留めておくのもありですね。
◆Surface Pro 8が安くなってる
メモリ8GBでOKな人に朗報。
Surface Pro 9の発売を受けて、Surface Pro 8が値下がりしています。

Core i5、SSD256GBのモデルがキーボードとペン付きで14.9万円(税込、送料込)
Surface Pro 8 | Surface Pro 9 | |
CPU | Core i5-1135G7 | Core i5-1235U |
SSD | 256GB | 128GB |
PassMarkスコア | 10048 | 13517 |
価格(キーボード、ペン付き) | 14.9万 | 19.6万 |
Surface Pro 9を買うよりも約4.7万も安いです。
Pro 8とPro 9の性能差は確かにありますが、普段使い、ビジネス利用までならそこまで差はありません。
4.7万の差はないです。しかもPro 9の方はSSDが128GBなのでPro 8の半分です。
この価格差ならPro 8を買いたくなりますね。
筆者もどちらを買うかを言われたらPro 8を選びます。
Pro 8は発売当初、Core i5、SSD256GB、キーボード、ペンで18.8万しました。
それが型落ちとは言え、14.9万。
絶好のチャンスだと思います。
⇒ Microsoftオンラインストア Surface Pro 8
上記のページはSurface Pro 8+キーボードのセット割です。
Pro 8単体だと安くならないので注意してください。
◆メモリ16GBの場合
メモリ16GBの場合も比較してみました。
Surface Pro 8 | Surface Pro 9 | |
CPU | Core i7-1185G7 | Core i7-1255U |
SSD | 512GB | 512GB |
PassMarkスコア | 10765 | 13471 |
価格(キーボード、ペン付き) | 24.2万 | 32.4万 |
24.2万と34.4万で価格差は8万!
いや~この数字を見せられるとPro 8を買いたくなります。
メモリ16GBが必要な人は、画像編集など負荷の高い作業をやりたい人。その場合Core i5-1135G7とCore i5-1235Uの差は大きくなります。この点はPro 9を選ぶ理由になります。
しかし、性能差と価格差を比べるとやはりPro 8に気持ちが揺らいでしまうのも事実です。

写真は2021年にレビューしたSurface Pro 8
・2880×1920
・縦横比は3:2
・光沢
・タッチ対応
・輝度(明るさ) 400nit
・色域 sRGBカバー率 100%
・リフレッシュレート 120Hz
と非常に品質が良く、クリエイター向けの仕様です。
おまけにリフレッシュレートが120Hzなので遅延が少なく滑らかです。
上の動画を再生してみると、止めたいところで遅延なくピタッと止まっていることがわかります。
こちらはキーボードとペン。

Pro 8からペンがキーボードに収納できるタイプです。
新しくなったSurface Slim Pen 2はペン先がよりシャープになったことで精度が向上しています。
こうして見てくると、SurfaceはPro 8で一旦完成しているなと感じます。