Lenovoが新しいブランド「ThinkBook」を売り出すというニュースを見ました。
簡単に言うと、ThinkPadとIdeapadの中間のような存在。
ThinkBook 13s、ThinkBook 14sという名前になるらしいです。
まだ情報が正確ではない可能性もありますが、けっこうツッコミどころがあったのでまとめてみます
◆トラックポイントは無し
Thinkという名前を付けておきながらトラックポイント(赤ポチ)はありません。
まずはこれが引っかかりますね。
ThinkPadにトラックポイントが付いてなかったら、それはもはやThinkPadではありません。
でもこれはThinkPadじゃなくてあくまでもThinkBookなわけですから・・って無理やり納得させることはできますが、それでも「Think」って名前が入っているだけに心情的にはちょっと嫌な感じはあります。
◆けっこう重い
13インチ版が1.34kg、14インチ版が1.52kgと重いです
dGPUとしてRadeon 540Xを搭載可能らしいので、それで一般的なモバイルノートと差別化をするつもりなんでしょうけど、その割にSDカードスロットがなかったりと拡張性が悪いのでメインPCとしての使い勝手に疑問符が付きます。
◆ideapadやYogaじゃダメ?
そもそもideapadやYogaもかなり進化してきてるんですよね。
先月レビューしたYoga S730なんてマジですごいですよ。IdeaPad S530も大きな欠点がないのに10万切ってきます。
安いやつから高級なものまでラインナップも豊富です。
だけど今までのイメージから、どうしても「ideapad =安物」ってなり敬遠されがち。
だからこその「ThinkBook」なんでしょう。てっとり早く、名前を変えてイメージを一新したいというねらいがあるのではないかと思います。
いまLenovoのノートPCは
・ThinkPad
・Yoga
・IdeaPad
大きく分けて3つのシリーズが存在します。
これを
・ThinkPad (トラックポイント)
・ThinkBook(トラックポイント無しの高級モデル)
・IdeaPad、Yogaの廉価モデル
みたいな感じに編成し直すってことでしょうか。
今後、価格帯を上げていく戦略なのかどうか・・はまだわかりませんが、ぼくとしてはIdeaPad C340やS540のように7~8万で買えるモデルをちゃんと残して欲しいなあと思っています。