この秋~冬に発売予定のThinkPad E570。
E500番台は15.6型のスタンダードノートで、E550、E560、E570とデザイン的に大きな変化はありませんが、性能面では着実に進化していっています。
特に今回のE570はグラフィックスにNVIDIAのGeForce GTX 950Mを搭載可能になるみたいです。
このGeForce GTX 950Mはゲーム用ノートPCのグラボとしても中堅クラス。
上の図を見てもわかるように、一般的なノートPCに内蔵されているものとは段違いに性能が良いです。
ベンチマークである3DMark Fire Strikeのスコアで言うと、4倍以上です。
E570の1つ前の世代、E560に搭載できたグラボがRadeon R7 M370 (2GB)でした。こちらもIntel HD520と比較するなら悪くはないのですが、GeForce GTX 950Mとでは比べものになりません。
もうこのレベルならThinkPad E570はゲーミングノートに進化したと言ってもいいぐらいだと思います。
実際、GeForce GTX 950Mを搭載した別のメーカーのノートでどれくらいのゲームがプレイできるか調査した結果を見ると、
FF14 蒼天のイシュガルドぐらいなら最高画質で快適にプレイ可能。
ライズ・オブ・トゥームレイダーなど海外の大作ゲームの標準設定でプレイ可能とありました。
またマインクラフトもチャンク12(デフォルト設定)なら、FPSは最低でも50以上でスムースです。
グラフィック性能以外も見ていきましょう。
もちろんCPUは第7世代のKabylake。
Core i3-7100U、Core i5-7200U、Core i7-7500Uが選べます。
ストレージはHDDとSSD。
ゲームをしない人でもここはSSDにしておきたいところ。容量は256GBがおすすめです。
SSDにするだけでOSやアプリの起動がかなり速くなるはずです。
液晶ディスプレイはFHD(1920×1080)が最高です。
15.6型ならもう1つ上の2880×1620くらいあってもいいかなと思いますが、ThinkPadは基本的にビジネスユースを考えて作られていますので、高精細なディスプレイを望む場合は別の機種を探した方がいいでしょう。
逆に、キーボードはしっかりしています。
特にキーの深さ(キートラベル)にこだわる人ならThinkPad以外は考えられないでしょう。