LenovoがYoga Slim 750i Carbonは2020年12月発売の超軽量ノートPCです。

13.3型で966g
高強度カーボンファイバー素材を使用し、これまでのYogaシリーズよりも圧倒的に軽い筐体を実現させました。
しかもアメリカ国防総省が制定するMILスペック(MIL-STD-810G)をクリアしており、頑丈さも折り紙付きです。
◆スペック概要
CPU: Core i5-1135G7、Core i7-1165G7
メモリ: 8GB、16GB
SSD: 512GB、1TB
ディスプレイ: 13.3インチ WQXGA(2560×1600) 非光沢
グラフィックス: インテル Iris Xe グラフィックス)
USBポート: USB3.1 Type-C (Thunderbolt 4) x2、USB 3.1 Type-C x1
インターフェイス: ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
サイズ: 295.9 x208.9 x14.25mm
重さ: 966g

CPUはIntel第11世代のTigerLakeを搭載。
Core i5を選択するとメモリは8GB、SSD容量は512GBになります。
Core i7だとメモリ16GB、SSDは1TBとなります。
Microsoft Office付きのモデルも用意されています。
◆ディスプレイはWQXGAで高精細
ディスプレイ解像度はWQXGA(2560×1600)。FHDよりもワンランク上の高精細ディスプレイになっています。

非光沢タイプなので映り込みは少なく、長時間使用でも疲れにくい液晶になっています。
輝度は300nitでまずまずの明るさ。
sRGBカバー率は100%で色再現性は高いです。
ディスプレイ解像度を4K(UHD)まで上げずに、WQXGAで止めたのは悪くない判断だと思います。
4K液晶になると、
- 価格が高くなる
- バッテリー駆動時間が短くなる
というデメリットがありますが今回のYoga Slim 750i Carbonではそこそこの解像度で価格を抑えつつ、バッテリー駆動時間も一定レベルに保つことに成功しました。
◆バッテリーライフ
バッテリー容量は50Whで駆動時間は約14時間(公称値)となっています。
ハードめに使ったとしたら駆動時間は6~7時間くらいでしょうか。
1.2kgくらいのノートPCが平均8~9時間くらいなのでそれと比べるとやや短いですが、悪くない水準です。
◆インターフェイス(端子類)
薄型軽量ボディのため、インターフェイスは最小限です。

USBポートはUSB-Cが3つ。うち2つはThunderbolt 4に対応しており、転送速度は40Gbpsと高速です。
1つは電源ポートを兼ねているので、常時使用できるUSBポートは2つです。他はヘッドフォンジャックのみ。SDカードスロットやHDMIはありません。
966gという軽さなのでインターフェイスはどうしても犠牲になります。
必要な人は変換アダプターを購入して対応しましょう。
◆筐体カラーは白のみ
1つ気になったのは筐体カラーの白。

白は白でも高級感のある白で、汚れも目立たないように作られているとは思うのですが、できればシルバーとか黒系も選択肢があれば良かったかなと思います。
まあこれは好みにもよりますね。
また後で実機をチェックする機会があったらそのときに詳細なレビューを書いてみたいと思います。
◆コスパも良い
Core i5
メモリ8GB
SSD 512GB
という構成で11.7万円(税込、送料込)。
Core i7
メモリ16GB
SSD 1TB
となると14.8万円となっています。
1kg未満のノートPCとしてはなかなかの安さです。
同じ時期に発売されたHPのProBook 635 Aero G7と比較してみました。
Yoga Slim 750i Carbon | ProBook 635 Aero G7 | |
CPU | Core i5-1135G7 | Ryzen 5 4500U |
CPUスコア | 9290 | 11314 |
メモリ | 8GB | 8GB |
SSD | 512GB | 256GB |
ディスプレイ解像度 | 2560x1600 | 1920x1080 |
重さ | 966g | 990g |
価格 | 11.7万 | 12.4万 |
この2機種は、これから「人気が出そう」ととても注目している機種なので、どちらもおすすめなのですが、価格を比べると少しだけYoga Slim 750i Carbonの方が安くなっています。
SSD容量も512GBありますし、ディスプレイはフルHDよりも高精細。
Yoga Slim 750i Carbon、ずばり「買い」だと思います。
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