画像編集やデジタルアート作成にLenovo Yoga 760 (14)。 Ryzen 7 5800U搭載の14型2-in-1

LenovoのYoga 760 (14)は2021年6月発売の14型ノート

  • 変形2-in-1でタッチパネル、ペン付き
  • CPUはRyzenの本命Zen3
  • 重量は1.41kg

という特徴があります。

CPUの性能が高いので、普段使いには勿体ないPCです。画像編集やデジタルアート作成などに使用するのに良さそうです。

スペック概要

CPU: Ryzen 5 5600U、Ryzen 7 5800U
メモリ: 8GB、16GB
SSD: 512GB
ディスプレイ: FHD(1920×1080)、光沢、タッチパネル
USBポート: USB-C x2、USB-A x1
インターフェイス: ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
バッテリー: 4セル 71Wh 駆動時間19.3~19.9時間
重量: 1.41kg
ペン: Lenovoアクティブペン

CPUのRyzen 5 5600U、Ryzen 7 5800Uは「Zen 3」アーキテクチャと言われる最新世代のRyzenで、同じ5000番台でもZen 2のRyzen 7 5700Uよりもさらに性能がアップしています。

マルチスレッド性能が高いのはRyzenの傾向としてもうわかっていたことなのですが、このZen 3はシングルスレッド性能も高いです。

今までのRyzenは、シングルスレッド性能が低く、Adobeソフトとの相性があまり良くないという問題がありましたが、5600Uや5800Uではその問題が改善されていると期待されます。

このCPU性能をフルに発揮するには、メモリは16GB、デュアルチャネルがベストです。

Ryzen 7 5800U
メモリ 16GB
SSD 512GB

という構成で12.0万円(税込、送料込)となっています。

6月25日時点では、まだ在庫切れとなっており、本格的は販売にはもう少しかかりそうです。

ディスプレイ

ディスプレイは14インチ、16:9のFHD(1920×1080)です。

最近はアスペクト比16:10という縦を長くしたディスプレイも多くなっていますが、Yoga 760(14)は16:9でした。

  • 輝度 300nit
  • sRGBカバー率 100%

明るく、色域も広い液晶です。

光沢タイプでタッチパネルとなっています。

Thunderboltなし

CPUがAMD RyzenなのでUSB-CポートがThunderboltになっていません。

Thunderboltは

・転送速度 40Gbps
・モバイルバッテリーから充電可能
・映像出力

という3つの特長があります。

Yoga 760(14)のUSB-CポートはUSB3.2 Gen1という通常のUSB-Cポート。

・転送速度 10Gbps
・モバイルバッテリーから充電可能
・映像出力

転送速度だけThunderboltより遅いですが、PD(電源供給)対応かつ映像出力対応なのでそこまで困ることはないでしょう。

インターフェイス(端子類)は少なめなので、ハブが必要になるかもしれません。

ThinkBook 13s Gen 3との比較

同じLenovoで少し前に発売となったThinkBook 13s Gen 3。

本機と同じくRyzen 7 5800Uを搭載した機種なので比較してみました。

違いは、サイズ、ディスプレイ、重さ、そして価格です。

ThinkBookの方は、ディスプレイが非光沢でタッチにも対応していません。

光を反射しない非光沢の方が目が疲れにくくて好きだという人は多いですから、タッチパネルにこだわらないならThinkBookの方が良いでしょう。

ThinkBookの方が軽くてコンパクトです。
またディスプレイ解像度をFHDから2.5K(2560×1600)へアップグレード可能です。

ThinkBook 13s Gen 3 (AMD)

Yoga 760(14)はタッチパネルでペンが付いてくるのが特徴。お絵描きソフトでデジタルアートを作成したいなどペンをがっつり使う人向けの仕様です。

あとYogaシリーズは高級感もあります。

ぼくの勝手な印象ですが、見た目の高級感は

ThinkBookは85点
Yogaは90点

とややYogaの方が上です。

今回の比較ではYogaの方が安くなっています。

ThinkBookは今後安くなる可能性がありますが、現時点の比較で安さをとるならYoga 760(14)がおすすめです。

Lenovoストア Yoga 760(14)

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