W杯グループリーグの2戦目、日本は強豪セネガル相手に2-2のドローでした。
2-1で勝利したコロンビア戦よりも内容は良かったと思います。
一方セネガルは1戦目よりも明らかにコンディションが落ちていました。
中盤のプレスが甘く、柴崎がフリーでボールを受けられました。柴崎はそこからいくつも効果的なパスを供給し、日本の攻撃の起点となりました。
セネガルは日本をなめてたんじゃないか・・・そう思うくらい柴崎を自由にさせ過ぎました。
大迫は決定機を外しましたが、ボールキープという意味では上々の働き。
長友は左サイドを猛然と駆け上がり、乾とのコンビネーションを見せてくれました。
その乾の同点ゴールで日本は息を吹き返しました。
一方で、GK川島など調子の悪い選手も何人かいたのは気になります。
途中出場の本田は貴重な同点ゴール。これは「持ってるな」と認めざるを得ないですね。ただ次戦以降もベンチスタートでお願いしたいです。
戦前は3戦全敗もあると思われていた日本ですが、ここまで1勝1分けでグループリーグ突破も見えてきました。
本番前のスイス戦で0-2の完敗したときは、もうダメだと思いましたが、その後のパラグアイ戦で香川、乾、柴崎が活躍し、そこが分岐点になったのかもしれません。
あのスイス戦のメンバーはこうでした。
大迫1トップは変わらないものの、その下の攻撃陣は、本田、宇佐美、原口、大島・・このメンバーで本戦も戦っていたら、今のような結果は残せてないと思います。
西野監督が土壇場で勇気ある決断をしたということでしょう。
コロンビアがPK献上+退場したおかげで2-1勝利
セネガルが調子悪く2-2ドロー
とツキもありますが、逆にコンディションの良さを保てている日本が凄いという見方もできるわけで。
前回大会で直前にオーバーワークしてしまい、肝心の本番で良いパフォーマンスが出せなかったという苦い経験が生きているのかもしれません。
こうなったら我々サポーターも「勇気ある手のひら返し」でポーランド戦を応援したいと思います。