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【レビュー】Lenovo YOGA 920、わずか7.5秒で起動するハイスペックノートを1週間使ってみた

LenovoのYOGA 920は13.9インチ、1.37kgの変形2-in-1ノート

とても美しいデザインと4K液晶を搭載可能な点が特長です。

発売は2017年9月。ここにきてだいぶ値下がりしてきているので狙い目です。

調べていくと、その性能の良さに驚かされました。

レビュー機のスペック

・CPU:Core i7-8550U
・メモリ:16GB
・ストレージ: SSD 512GB (PCIe)
・ディスプレイ:13.9型 UHD(3840×2160)、タッチ対応
・USB: USB3.1 typec x2(Thunderbolt3)、USB3.0 typeA x1
・インターフェイス:ヘッドフォンジャック
・バッテリー: 約10.3時間
・サイズ、重さ:約 323×223.5×13.95mm、1.37kg
ペン付属

CPUは最新第8世代Core i7を搭載しています。

Core i7を選択すると自動的に

・メモリ16GB
・SSD 512GB
・4K液晶

などの構成が決まります。

オプションでMicrosoft Officeの有無を選択できます。

Core i7モデル(オフィスなし)だと価格は20.0万円(税込、送料込)

Core i5モデル(オフィスなし)だと価格は14.8万円(税込、送料込)です。

Core i7モデルは4K液晶ですので値段も跳ね上がりますが、相場から言えば、悪くない価格だと思います。
Core i5でもi7でもペンが付いてきます。

見た目、デザイン

筐体カラーはプラチナ、ブロンズの2種類。

写真はブロンズです。

高級感のあるデザインで、筐体表面のテカリもなく指紋も目立ちません。

手触りも素晴らしいです。

1.37kgなので片手で持つとやや重さを感じます。

ヒンジはYOGAシリーズで有名なウォッチバンドヒンジです。

変形2-in-1なので、ディスプレイを折りたたんで使用するこも可能です。

液晶ディスプレイは13.9インチでUHD(3840×2160)、つまり4K液晶です。グレア(光沢)タイプなので写り込みが少しありますが、色はきれいで自然ですし、視野角も広いです。

自分で撮った写真を壁紙にしたくなります(笑)

インターフェイス

USBポートはUSB-C(Thunderbolt対応)が2つとUSB-Aが1つです。

旧規格のUSB-Aが1つ残っていますのでUSBメモリを直接挿せます。

あとはヘッドホンジャックだけ。

拡張性は乏しいです。SDカードスロットやHDMIなどもありません。

USB-Cの1つは電源用にとられるので残りの1つにマルチポートアダプターを付けて、そこでやり繰りするしかないでしょうね。

SSD、処理速度

内蔵されているSSDはSamsungのPM961、型番はMZVLW512HMJPでした。

ベンチマークをとると以下のようになります。

シーケンシャルリードは2800MB/s以上が出ています。

体感に寄与すると言われる4Kランダムアクセスも良好な数値です。

電源をオンしてからデスクトップが表示されるまでにかかった時間は約7.5秒でした。

これは驚く速さです。

PCIeのSSDを搭載していても10秒切るPCは結構少ないです。

40万近くするMicrosoft SurfaceBook 2が12.8秒。HPのSpectreシリーズが9秒台で速いなあと思っていたくらいですから、YOGA 920の7.5秒はいかに凄いかわかると思います。

ぼくも1回では信じられずに何回も測定し直したくらいです。

さらなるテストとして、画像編集の処理速度も行いました。

いくつかの画像を合成して1つの画像を構成する処理なので、SSDの性能以外のスペックも効いてくるはずです。

以下条件の違う3つのPCでのテスト結果です。

1.Core i5-7200U、メモリ8GB、SSD256GB(SATA)

処理にかかった時間:約61秒

2. Core i7-8550U、メモリ16GB、SSD512GB(PCIe)

処理にかかった時間:約33秒

3.Core i7-8650U、メモリ16GB、SSD1TB(PCIe)、GTX1050

処理にかかった時間:約33秒

4.Core i7-8550U、メモリ16GB、SSD512GB(PCIe)

処理にかかった時間:約32秒

最後4番目の結果が本機の結果、3番目がSurface Book 2です。

CPUやグラフィック性能ではSurface Book 2の方が上ですが、この処理に関してはYOGA 920の方が若干速いという結果になりました。

YOGA 920の性能の良さがわかる結果だと思います。

キーボード、タッチパッド

キーピッチ(キーの間隔)は19mm、キーストローク(深さ)は1.2mmです。

キーは浅めですが、反発力が効いていてクリック感があります。

打鍵感は良好です。

ぼくは深めのキーボードが好みなのですが、YOGA 920のキーボードをさわってみて浅いキーボードもアリかなと思うようになりました。

タッチパッドは104x70mmと広く、とても良いフィーリングです。

Bluetooth Active Pen

YOGA 920には全てのモデルにペンが付属します。

ペンに傾き検知はついていないものの、書き心地はまずまずです。

ただ、早く書くと微妙に遅延します。

ペンの出来に関してはSurface ProやSurface Bookの方が上でしょう。

しかし、YOGA 920でもこれぐらいは書けます。

バッテリー、排気音と熱

バッテリーの駆動時間は公称値で10.3時間(JEITA2.0)です。

以下の条件でテストしてみました。

・画面の明るさをMAXから2つ下げた状態
・wifi環境
・AbemaTVで動画を流しっ放し

結果は4時間半程度でした。

やはり4K液晶はバッテリーを食いますね。平均的なノートPCよりは短い駆動時間となりました。

YOGA 920は高い負荷をかけるとやや大きめの音がしますが、普通に動画を観たり、ネットをするだけならとても静かです。また温度もそこそこ温かくなります。

例えばDELLのXPS 13は静音性が高いけど、けっこう熱をもつ筐体でした。富士通のLIFEBOOK WU2/B3は、逆に排気音が大きい傾向がありました。

YOGA 920はちょうどその2つの中間でしょうか。熱は持ってみるまでわかりませんから、どちらかというと排気音の方が気になるかなという感じです。

まとめ

・デザイン ☆☆☆☆
・キーボード、タッチパッド ☆☆☆☆
・ディスプレイ ☆☆☆☆
・SSD ☆☆☆☆☆
・インターフェイス ☆☆☆
・バッテリー ☆☆☆
・コスパ ☆☆☆☆

短所
・バッテリー駆動時間は平均以下
・SDカードスロットなし(拡張性が乏しい)

長所
・高級感のあるデザイン
・4K液晶が美しい
・7.5秒の高速起動
・キーボード、タッチパッドが良い
・ペン付属

バッテリー駆動時間と拡張性の低さは気になりますが、それを補う長所が十分にあるパソコンだと思います。

特に高速な処理性能には驚きました。
4K液晶ディスプレイはとても綺麗なので、映画鑑賞、写真編集などにも良いでしょう。

ペンまで付いて20万円。

もしSurface Book 2でCore i7モデル+SSD512GBにペンを付けて35万します。
Surface BookにはdGPUとしてGTX 1050を搭載できますから、さらにグラフィック性能を求めたい人はSurface Bookでもいいかもしれません。

でも基本的には15万も安いYOGA 920でOKでしょう。

価格は2018年4月時点のものですので、今後さらに下がるかもしれません。

詳しくはLenovoの特設ページに掲載されている割引クーポンをチェックしてみてください。

Lenovo YOGA 920の割引クーポン

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