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【レビュー】Dell G3 15 パワフルなCPUでRAW現像にピッタリのノートPC

Dell G3 15は15.6型のハイスペックノート

軽くなくてもいいから、スペックの高いノートPCが欲しいという人におすすめの一台です。

レビュー機のスペック

・CPU:Core i7-8750H
・メモリ: 8GB
・ストレージ: SSD 128GB + HDD 1TB
・グラフィックス: NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti
・ディスプレイ:15.6型 FHD(1920×1080)、タッチ非対応
・USB: USB3.1 x2、USB2.0 x1、
・インターフェイス:HDMI、有線LAN、SDカード、ヘッドフォンジャック
・サイズ、重さ:約 380×258×22.7mm、2.53kg

CPUはCore i5-8300HかCore i7-8750Hを選べますが、レビュー機はCore i7です。

一般的なノートPCに搭載されているのは

Core i5-8250U
Core i7-8550U

という末尾が「U」のCPUですが、本機は末尾が「H」

より高いパワーを有しています

有名なベンチマークスコアのCinebench R15(Multi-Core)で比較すると以下のとおり

・Core i7-8550U(最新の高性能ノート)の約2倍の性能
・Core i7-8650U(Surface Book 2 13インチ)の約1.7倍の性能

とかなり大きなアドバンテージがあります。

◆見た目、液晶ディスプレイ

筐体カラーはホワイト、ブラック、リーコンブルーの3種類。

写真はブラックです。

ブラックと言っても格子状の細かい模様が入っていて、デザイン性が高いです。

天板のデザインもまずまず。

表面は艶があるので、指紋は少し目立ちます。

液晶ディスプレイは15.6インチでフルHD(1920×1080)

ノングレア(非光沢)なので写り込みは少なく、とても見やすい液晶です。

視野角も広いです。

電源ボタンには指紋認証リーダーが付いているので、指紋登録をしておけば、電源を入れるだけで素早くログイン可能です。

インターフェイス

USBポートは、USB3.1(type A)が2つとUSB2.0が1つ。

HDMIとSDカードスロット、それに有線LANポート(RJ-45)も完備しています。

拡張性、使い勝手を重視した設計です。

2.5kgのノートPCならこれぐらいの拡張性は当然とも言えますが、普段1.2kg前後の薄型ノートばかり見てると逆に新鮮です。

SSD、処理速度

ストレージはSSDとHDDのデュアルストレージです。

内蔵されているSSDはSK hynix SC311でした。

ベンチマークをとると以下のようになります。

SATAのSSDとしては平均レベルでしょうか。

電源をオンしてからデスクトップが表示されるまでにかかった時間は約17.9秒でした。

SATAのSSDだと平均15秒くらいなので、本機は少し遅いかなという印象です。

起動の速さはやや期待外れでしたが、別の処理速度を試しに測定したところ非常に速い結果でした。そのテストはいくつかの画像を合成して1つの画像を構成する処理。専用のソフトを使った作業でSSDの性能以外のスペックも効いてくるはずです。

以下条件の違う4つのPCでのテスト結果です。

1.Core i5-6200U、メモリ8GB、SSD256GB(SATA)

処理にかかった時間:約61秒

2. Core i7-8550U、メモリ16GB、SSD512GB(PCIe)

処理にかかった時間:約33秒

3.Core i7-8650U、メモリ16GB、SSD1TB(PCIe)、GTX1050

処理にかかった時間:約33秒

4.Core i5-8750H、メモリ8GB、SSD128GB(SATA)、GTX1050Ti

処理にかかった時間:約27秒

最後4番目の結果が本機の結果です。3年前にCore i5レベルで60秒以上かかってしまうというとても負荷のかかる作業なのですが、本機の処理時間は約27秒で頭1つ抜けていました。

ずばりCPUパワーの恩恵でしょう。画像処理、動画編集など負荷の高い処理にはCore i7-8750Hのパワーが効いてくることが証明されました。

RAW現像などをやる人にはかなりおすすめです。

キーボード、タッチパッド

キーボードとタッチパッドに関しては正直期待外れでした。

キートラベル(キーの深さ)は浅く、反発力も低いので打鍵感はイマイチです。

タッチパッドはタップ時の反応や滑りはまずまずなのですが、押すと大きめの音がします。また作りの甘さも感じられます。

ゲーム

Dell G3 15のCore i7モデルはGeForce GTX 1050Tiを搭載しているのである程度のゲームは快適にプレイ可能です。

以下2つのゲームのベンチマークをとってみました。

1.FF14 紅蓮の解放者

1280×720 高品質 → 非常に快適

2.FF15 ロイヤルエディション

1280×720 標準品質 → 快適


1920×1080 標準品質 → 普通

GTX 1050TiはGTX 1060と1050の間くらいの性能です。

Surface Book 2の13インチモデルがGTX 1050を搭載していますが、上記のベンチマーク結果を比較しても本機の1050Tiの方が明らかに良いスコアを出しています。

ただGTX 1050Tiが動くときは、ファンも盛大に回るので排気音はうるさいです。

まとめ

・デザイン ☆☆☆
・キーボード、タッチパッド ☆☆
・ディスプレイ ☆☆☆☆
・SSD ☆☆☆
・インターフェイス ☆☆☆☆
・バッテリー ☆☆☆
・コスパ ☆☆☆☆

短所
・キーボード、タッチパッドが平均以下
・排気音が大きい

長所
・Core i7-8750Hのパワー
・GTX 1050Tiでゲームもプレイ可能
・豊富なインターフェイス

短所はあるものの、Core i7-8750Hのパワーはとても魅力です。

このDell G3 15は

・持ち運び可能なゲーミングノート

・据え置き用のハイスペックノート

の2つの見方があると思います。

ゲーミングノートとして見るなら、GTX 1050Tiの性能が少し物足りない部分もあるかもしれません。その場合は、さらに上位機種のDell G5やDell G7などを候補として考えてみてください。

逆に、据え置き用ノートのハイスペック版と考えるなら性能的に文句ないでしょう。

特にゲームはやらないけど、写真が趣味という人。撮った写真のRAW現像をよくやるよって人にはうってつけだと思います。

Dell G3 15なら、今までRAW現像にかかっていた時間が大幅に短縮されて快適になります。

価格はCore i7モデルが11.2万円(税込、送料込)
1つ下のCore i5-8300Hだと9.5万円です。

単純に「CPUパワーと価格」の比率で言うなら、G3 15のコスパは最強レベルです。

ただCPUやグラフィックスに注力した分、キーボードやタッチパッドなど入力デバイスが弱くなってしまったのは残念な点です。


ぼくが以前レビューしたSurface Book 2 13インチ版との比較です

欠点のなさ、全体のバランスから言えばSurface Bookが圧倒的に良いですが、価格は26.2万と2倍以上します。

改めてDell G3 15のコスパの良さがわかりますね。

価格は時期によって多少変動します。記事に提示した価格は20%オフになるクーポンを使用した場合の価格なので、買うときは必ずクーポンをお忘れなく。

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