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【体験談】引っ越しのときのネット回線問題をまとめてみました。

筆者は近々引っ越す予定です。
賃貸物件の内見を7件ほどしてみて一番難しいなと感じたのはネット回線の問題でした。

実際に内見してもよくわからないケースがよくありました。
注意すべき点を備忘録としてまとめておきます。

まず理解すべきは3つの配線方式

  • 光配線方式
  • LAN方式
  • VDSL方式(電話回線)

この中でベストは光配線方式です。これは部屋まで光回線が来ているタイプで、最大1Gbpsの速度が出ます。

次善はLAN方式。これは1Gbpsタイプと100Mbpsタイプがあるのでそこの確認が重要です。100Mbpsタイプだと時間帯によっては10~20Mbps程度しか出ない可能性があります。

最後のVDSL方式は最大100Mbpsと速度が遅いので、できれば避けたいタイプです。光回線を部屋まで引けるかどうか確認してください。オーナーの許可が出ないと引けない場合があります。

内見で光コンセントを必ずチェック

内見で真っ先にチェックすべきは光回線が部屋まで来ているかどうかです。

まずは光コンセントを探してみましょう。
部屋の壁のどこかにこんな感じのものが付いている可能性があります。

NTT光コンセントと書かれてありますね。

これがあれば、光配線方式である可能性が高いです。プロバイダーの契約だけすれば、あとは派遣工事なしでネットに接続できるはずです。

ぼくが見た事例ではこんなのもありました。

ドコモ光と書かれてあるONU(光回線の終端装置)です。

これも光回線が部屋まで来ている可能性が高いです。

ただ不動産屋は断言はしてくれません。前の住人が引いた光回線までしっかり把握している不動産屋はほとんどいないからです。

聞いても「おそらく大丈夫」「確認とります」とか言って、よくわからないまま。結局こちらで調べるしかないのです。本当に住みたい部屋なら、そこの住所でNTTに問い合わせておく方がいいでしょう。

光コンセントがあるということは、

・建物に光回線は来ている
・部屋に光回線を引き込む工事もオーナーから認められている

ことは確かなので、万が一回線が繋がっていなくても後から対応可能です。

次はLANの差し込み口があるパターン。

これがあるとLAN方式になります。

電話のモジュラージャックと似てますが、LANの方が一回り大きいですし、「LAN」と書かれてあるので見分けはつくはずです。

LAN方式の場合は、部屋まで1Gbpsが来てるかどうかがポイントです。不動産屋に確認してもらいましょう。

LAN方式は、建物全体でインターネット無料という部屋によくあるパターンです。なのでどこのプロバイダと契約しているかわかれば、そこに直接問い合わせて1Gbpsかどうかをチェックすることが可能です。

光回線やLANがなかった場合は、部屋まで光回線を引く必要があります。

  • まずは建物までは光回線が来ているかどうか?
  • 部屋に光回線を引き込む工事がOKかどうか?

この2点を必ず確認しておいてください。

不動産屋に100%頼るのはやめとけ

・そもそも仲介する不動産屋がよくわかっていない
・オーナーもよくわかっていない

とネット回線への意識はまだまだ低いです。

不動産屋に一応聞いてみるのはいいと思いますが、よくわかってなさそうなら、自力で調べられるだけの知識を持っておきましょう。

繰り返しになりますが、内見のときは必ず光コンセントをチェックです。

インターネット無料の物件

ネット無料の物件は、建物全体でプロバイダーと契約しており文字どおり無料でインターネットが利用できます。

リスクは回線速度が遅いケースが多いこと。

メリットは、すでに開通工事が済んでいるので引っ越した日からすぐにネットに接続できる点です。

筆者が内見した物件では2件ほどジェイコムの320Mbpsと契約している所がありました。

ジェイコムの320Mは、

下り 320Mbps
上り 10Mbps

となっており、上りの速度が遅いです。

重いデータをアップロードしたり、Web会議に参加したり、ゲームをしたりする人には厳しい速度なので注意しましょう。

まとめ

  • 不動産屋はネットについてくわしくない
  • 内見で光コンセントを必ずチェック
  • ない場合は、工事可能か確認
  • 部屋まで最大1Gbps来ていれば大体OK
  • 電話回線は100Mbpsなので厳しい
  • ジェイコムは上りが10Mbpsなので用途が限定的

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