Core Ultra 5 225Uは12コア14スレッド、2025年以降のノートパソコンに搭載されるCPUです。
PassMarkのベンチマークは2025年6月5日時点で以下のとおり。
サンプル数: 12
シングルスレッド: 3798
マルチスレッド: 19200
全体としては「中の中」
ミドルレンジに位置します。

末尾「U」なので、末尾「H」のプロセッサーとは差があります。
1世代前のCore Ultra 7 155Hよりもだいぶ下のスコアです。
Core Ultra 7 258Vとは同じくらいのスコアですが、シングルスレッドでは断然258Vが上です。

また後述するように内蔵グラフィックスの差が全然違います。
258Vと225Uではレベルが違うということも覚えておきましょう。もし同じ価格帯でどちらにするか迷ったら断然258Vです。
225Uは普段使い~画像編集までが守備範囲となるでしょう。動画編集やゲームといった負荷の高い作業は苦戦すると思います。
◆内蔵グラフィックス(iGPU)
Core Ultra 5 225Uとセットになる内蔵グラフィックスはIntel Graphics (4コア)です。

3DMark FireStrike Graphicsのスコアは5190であまり高くありません。
繰り返しになりますが、Core UtraのUシリーズとHシリーズには大きな差があります。
Core Ultra 7 155HではiGPUはIntel Arcでスコアは8513
また258VではiGPUはArc 140Vでスコアは9534
このクラスになると中量級のゲームを楽しむことが可能です。
一方225Uの内蔵グラフィックスでは、軽めのゲームを低設定でと条件的にはかなり厳しくなります。
◆まとめ
- Core Ultra 5 225Uのメインの用途はビジネス利用
- クリエイティブワークには向かない
末尾が「U」か「H」かで性能が大きく変わります。
◆Core Ultra 5 225U搭載のパソコン

ThinkPad X13 Gen 6
CPU: Core Ultra 5 225U
メモリ: 16GB
SSD: 256GB
ディスプレイ: 13.3インチ 1920x1200
重量: 933g
という構成で16.3万円(税込、送料込)
933gと超軽量になったThinkPad X13がビジネス用としておすすめ。HシリーズのCore Ultra 5 225Hを搭載可能なのでそちらにアップグレードしてもいいでしょう。