LenovoのYoga 6 Gen 8は2023年1月発売の2-in-1
- 360度回転式パネル、13.3インチ、ペン付き
- CPUはRyzen 7000シリーズ
- ディスプレイの縦横比は16:10
- 天板はファブリックカバー(布地)
という特徴があります。
先代機種のYoga 670からのデザインを引き継ぎながら、CPU性能がアップしました。
写真は2020年のYoga 650
天板の布地は手触りが良く、滑らないのでとても持ちやすかったです。
◆スペック概要
OS: Windows 11 Home
CPU: AMD Ryzen 5 7530U、Ryzen 7 7730U
メモリ: 8GB、16GB (デュアルチャネル)
SSD: 256GB/512GB/1TB
ディスプレイ: 13.3インチ 1920×1200、光沢、タッチ対応
USBポート: USB-C x2、USB-A x2
インターフェイス: microSD、HDMI、ヘッドフォン
Webカメラ: FHD(1080p)
顔認証なし、指紋認証あり
Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
重量: 1.39kg
ペン: Lenovoデジタルペン
2月1日時点では、
Ryzen 7 7730U
メモリ16GB
SSD 512GB
1920×1200、IPS
ペン付き
という構成が12.5万円(税込、送料込)です。
CPUのRyzen 7 7730Uは8コア16スレッドのZen 3アーキテクチャ。
基本周波数は2.0GHzです。
コア数スレッド数 | 基本周波数 | 最大ブースト | TDP | |
Ryzen 7 7730U | 8コア16スレッド | 2.0GHz | 4.5GHz | 15W |
Ryzen 7 5825U | 8コア16スレッド | 2.0GHz | 4.5GHz | 15W |
Ryzen 7 6800U | 8コア16スレッド | 2.7GHz | 4.7GHz | 28W |
Ryzen 5 6600U | 6コア12スレッド | 2.9GHz | 4.5GHz | 28W |
まだベンチマークは出ていませんが、Ryzen 7 5825U (Zen3)と同じくらい、もしくはちょっと上くらいのスコアになるのではと思います。PassMarkだと19000前後を予想しています。
ただ基本周波数、ブースト周波数はRyzen 7 6800Uよりも下なので、6800Uには及ぼないでしょう。
7000番台だからと言って6800Uより性能が上とは限らないのがまぎらわしい点です。
いずれにせよ、このレベルだと普段使いやワードエクセルといった軽めの作業では差はつきません。画像編集、動画編集になってようやく差が出るといった感じでしょう。
◆Yoga 770との比較
Yoga 6 シリーズ(Yoga 600番台)は、IdeaPad FlexとYoga 700番台の間に位置します。
Yoga 700 > Yoga 600 > IdeaPad Flex
下位機種だと出たばかりのIdeaPad Flexが9.0万。
上位機種だと2022年のYoga 770が13.7万円台で買えます。
真ん中のYoga 6はできれば10万~11万くらいで買いたいところ。
現在の12万円台はちょっと高いかなという印象です。
Yoga 6 Gen 8 | Yoga 770 | |
CPU | Ryzen 7 7730U | Ryzen 5 6600U |
PassMarkスコア | 19000? | 17904 |
ディスプレイ | 13.3インチ 液晶 | 14インチ OLED |
解像度 | 1920x1200 | 2880x1800 |
輝度 | 300nit | 400nit |
重量 | 1.39kg | 1.42kg |
価格 | 12.5万 | 13.7万 |
上はYoga 770と比較した表です。
Yoga 770は14インチですが、重量は1.42kgでYoga 6 Gen 8とほぼ同じです。
ディスプレイは有機EL (OLED)で2880×1800ピクセル。本機とは大きな差があります。
表にあるように価格差1.2万なら、Yoga 770の方が良さそうに見えますね。
Yoga 6 Gen 8は今後Ryzen 5モデルが出るはずです。
それを待ってからでも良さそうです。