LenovoのLegion Slim 5i Gen 8は2023年5月発売のノートPC
2023年のLegionシリーズには性能重視の「Pro」とデザイン重視の「Slim」があります。
スペック | 重量 | 価格 | |
Legion Pro 5i | Core i7-13700HX、RTX 4050~4070 | 2.5kg | 19万~ |
Legion Pro 7i | Core i9-13900HX、メモリ32GB、RTX 4080 | 2.8kg | 39万~ |
Legion Slim 5i | Core i7-13700H、RTX 3050、4050~4070 | 2.4kg | 18万~ |
Legion Slim 7i | Core i7-13700H、RTX 4060~4070 | 2.0kg | 23万~ |
薄さやACアダプターの大きさなども「Slim」の方が通常のノートパソコンに近いので、あまりゴツいのは嫌だという人には今回のSlimをおすすめします。
◆スペック概要
CPU: Core i5-13420H、Core i5-13500H、Core i7-13700H
メモリ: 16GB (8GBx2)
SSD: 512GB、1TB
ディスプレイ: 16インチ 2560x1600、非光沢、100%sRGB
グラフィックス: RTX 3050、4050、4060、4070
USBポート: USB-C x2、USB-A x2
インターフェイス: 有線LAN、HDMI、SDカード、ヘッドフォン
Webカメラ: FHD (1080p)、プライバシーシャッター
顔認証なし、指紋認証なし
ACアダプター: 170W(RTX 3050、4050)、230W (RTX 4060、4070)
重量: 2.4kg
Core i5-13500HにRTX 4050という構成だと20.4万円(税込、送料込)
Core i7-13700HにRTX 4060になると25.2万円(税込、送料込)です。
個人的には、このLegion Slimでは性能抑えめを選択すべきかなと思います。
その理由は5つ
・性能重視するなら冒頭に挙げたLegion Proがある
・画像編集、動画編集向けなら、RTX 4050で十分
・RTX 4060以上だとACアダプターも巨大になりデスクを占領する
・スリムな筐体にRTX 4060以上だと熱や騒音のリスクが大きくなる
・RTX 4050の方が価格が5万近く安い
つまり、おすすめはCore i5 + RTX 4050の構成です。
RTX 4050のTGPは100Wに設定されています。
◆クリエイター仕様
ディスプレイの仕様は
・解像度 2.5K 2560×1600
・アスペクト比 16:10
・非光沢、IPS
・輝度 350nit
・色域 sRGBカバー率 100%
・リフレッシュレート 165Hz
・G-SYNC対応
とゲーム用かつクリエイター用になっています。
またもう1つうれしいのはSDカードスロットがある点。
Legion ProシリーズにはSDカードスロットが付いていません。ここだけ見ても、Proシリーズがゲーマー向け。Slimシリーズがクリエイター向けに作られていることがわかります。
もちろんゲームもできますが、どちらかと言うとクリエイターに買ってほしい一台です。
◆その他の特徴
・天板はアルミ合金を使用。高級感はまずまずです。
・有線LANポートもあるので安定した回線速度が実現できます。
・Thunderboltじゃないのは残念ですが、USBポートは4つあって拡張性は十分です。
◆まとめ
- ゲーム重視ならPro、クリエイター向けはSlim
- RTX 4050を選ぶ理由は5つもある
- ディスプレイは2.5KにsRGBカバー率100%
- SDカードスロットがうれしい