LenovoのIdeaPad Flex 5 Gen 8 14型は2023年1月発売の2-in-1。
- 360度回転式パネル、14インチ、ペン付き
- CPUはRyzen 7000シリーズ
- ディスプレイの縦横比は16:10
- 2240×1400、sRGB100%も選択可能
という特徴があります。
先代の機種がIdeaPad Flex 570という名前でした。なので今回はFlex 580となると思ってましたが、予想は外れてFlex 5 Gen 8という機種名になりました。
さっそくスペックを見ていきましょう。
◆スペック概要
OS: Windows 11 Home or Pro CPU: AMD Ryzen 3 7330U、Ryzen 5 7530U、Ryzen 7 7730U メモリ: 8GB、16GB (デュアルチャネル) SSD: 256GB/512GB/1TB ディスプレイ: 14インチ 1920×1200 or 2240x1400、光沢、タッチ対応 USBポート: USB-C x1、USB-A x2 インターフェイス: フルサイズSDカード、HDMI、ヘッドフォン Webカメラ: HD(720p)、FHD(1080p) 顔認証なし、指紋認証あり Wi-Fi: Wi-Fi 6対応 重量: 1.55kg ペン: Lenovoデジタルペン
今回からカスタマイズモデルが用意されています。
CPU、メモリ、SSD容量、ディスプレイ解像度を自由に選択できます。
特に大きいのがディスプレイ。
よく見るFHD(1920×1200)とは別に、2.2K(2240×1400)が用意されています。
2240×1400の方はsRGBカバー率が100%と色域が広い液晶になっています。
画像編集やイラスト制作などに使いたい人は2240×1400が推奨されます。
一方、価格が安いのは固定構成モデルです。
1月31日時点では、
Ryzen 5 7530U メモリ16GB SSD 512GB 1920x1200、IPS Webカメラ 720p
という構成が9.0万円(税込、送料込)です。
メモリ16GBでこの価格はけっこう安いです。
今後さらにモデルが増えていくものと思われます。
◆Ryzen 7000シリーズ
CPUのRyzen 7000シリーズはまだベンチマークがそろっていないものの、Ryzen 5 7530UやRyzen 7 7730Uはクリエイティブワークにも使える高い性能を有しています。
PassMarkのスコアが出ているのはRyzen 5 7530のみ。
そのスコアは
シングルスレッド 3288
マルチスレッド 17704
となっています(1月31日時点)。
マルチスレッドは、2022年によく見たRyzen 5 5625Uよりも上。2021年のRyzen 7 5700Uよりも上です。
◆インターフェイス
USBポートは3つ。USB-Aが2つとUSB-Cが1つです。
USB-CはPD対応かつ映像出力対応ですが、Thunderboltではありません。転送速度は10Gbpsです。
フルサイズのSDカードスロットが付いているのでデジカメのデータを取り込むときは便利です。
◆まとめ
- Ryzen 7000シリーズで性能アップ
- ディスプレイに2240×1400の選択肢が増えた
- カスタマイズモデルと固定構成モデルの違いに注意
- SDカードスロット付き
安い2-in-1を買いたい人にはおすすめの一台です。