Pentium Gold 6500Y、Core i3-10100Yはともに2コア4スレッドの低消費電力プロセッサー。
小型ノートPCやタブレットに使用されるエントリーモデルで、Surface Go 3にも搭載されるのではないかという噂が出ています。
まだベンチマークスコアは出ていませんが、仕様はわかっているのである程度の予想が可能です。
基本周波数 | ターボ | 搭載機 | ||
Pentium 4425Y | 2コア4スレッド | 1.7GHz | - | Surface Go 2 |
Pentium Gold 6500Y | 2コア4スレッド | 1.1GHz | 3.4GHz | Surface Go 3 ? |
Core m3-8100Y | 2コア4スレッド | 1.1GHz | 3.4GHz | Surface Go 2 |
Core i3-10100Y | 2コア4スレッド | 1.3GHz | 3.9GHz | Surface Go 3 ? |
Core i5-8200Y | 2コア4スレッド | 1.3GHz | 3.9GHz |
まずPentium Gold 6500Yの基本周波数は1.1GHz、ターボブーストが3.4GHzとなっており、これはちょうどSurface Go 2の上位モデルに搭載されたCore m3-8100Yと同じ周波数です。
性能も8100Yに近くなると期待されますが、若干8100Yよりは下になるのではないかというのが大方の予想です。
その他、予想されるPassMarkのスコア(マルチスレッド)をグラフにすると以下のようになります。
上から
- Core i3-10100Y (Surface Go 3 上位モデル)
- Core m3-8100Y (Surface Go 2 上位モデル)
- Pentium 6500Y (Surface Go 3 下位モデル)
- Pentium 4425Y (Surface Go 2 下位モデル)
という順。
Surface Go 2の下位モデルに搭載されたPentium Gold 4425Yはターボブーストがありませんでした。これが原因でシングルスレッド性能が上がらず、アプリ起動やWebブラウジングがややもっさりするという結果につながっていました。
もし噂どおりPentium 6500YがSurface Go 3に搭載となれば、普段使いの快適度がかなりアップする可能性が高いです。
Core i3-10100Yは基本周波数が1.3GHz、ターボブーストが3.9GHz。Core i5-8200Yと同じ周波数であることから、PassMarkのスコアは3100付近と予想しました。
ただし、Surfaceの実際のスコアはPassMark社が発表している平均スコアよりも高く出る傾向があるので、今回の予想スコアも上方修正があるかもしれません。
いずれにせよ、末尾「Y」の極低消費電力CPUですので多くは期待できません。
できることは
〇ネット
〇動画鑑賞
〇Web会議
〇ワード、エクセル
×画像編集(RAW現像)
×動画編集
×ゲーム
といった感じでしょう。
今後データが出そろってきたときに情報を更新したいと思います。