HPに15s-fq0000/1000という新モデルが出ているのを公式ストアで発見しました。
特にアナウンスはなかったと思うので、HPとしてもあまり積極的に販売してるわけではなさそうです
HP直販で売りつつ量販店でも売られているので、もしかしたら量販店で見かけて検索する人もいるでしょう
そんな人のため、簡単に結論を書いておくと、
HP 15s-fq1000を買うより
HP 15s-eq1000の方が圧倒的にお得です
同じ15.6型で、デザインも同じ。中身が違っていて、fqの方がCPUがIntel、eqがAMDです
知名度ではIntelですが、性能と安さはAMD
つまりeq1000がおすすめです
繰り返しますが、圧倒的な差があります
HP 15s-fq0000/1000のスペック概要は以下のとおり。
CPU: Celeron N4000、Core i3-1005G1、Core i5-1035G1、Core i7-1065G7
メモリ: 4GB、8GB
SSD: 128GB、256GB、512GB + Optaneメモリ32GB
ディスプレイ: 15.6インチ FHD IPS液晶
USB: USB-C x1、USB-A x2
Wi-Fi: IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)
インターフェイス:SDカード、HDMI、ヘッドフォンジャック
サイズ、重さ:約 358×242×17.9-19.5 mm、1.6kg
fqの方は一番安いモデルがセレロンです
メモリは4GB、SSDは128GBしかなく、しかも価格が5.5万円(税込、送料込)とあまり安くありません。
eqの方は、一番安いモデルのCPUがそこそこ性能良くて、メモリは8GB、SSDも256GBあります。価格は4.0万。圧倒的な差です
表で比較すると一目瞭然です
HP 15s-eq1000 | HP 15s-fq1000 | |
CPU | AMD Athlon Silver 3050U | Celeron N4000 |
CPUスコア | 3225 | 1481 |
メモリ | 8GB | 4GB |
SSD | 256GB | 128GB |
価格 | 4.0万 | 5.6万 |
CPUスコアというのはCPUの性能を表すベンチマークスコアのことで、この数値が2500を下回ると、普段使いでもストレスを感じてしまいます。
Celeronの方は普段使いでもモタつく可能性があります
AMD Athlon Silver 3050Uは見慣れないCPUですが、性能はそこそこ良いです
3年前のCore i5レベル、2年前のCore i3レベルであるので、普段使いなら快適にこなしてくれます
CPUが一番下のランクでの比較では圧倒的な差がありますが、上位のランクではどうでしょう?
fq(Intel)の方はCPUをCore i5やCore i7までグレードアップすることが可能ですが、eq(AMD)の方はRyzen 3までしかグレードアップできません。
その分、fqのメリットがあるように思えますが、このHPシリーズでそこまでCPU性能を高めてもあまり意味がないと思います
HPのノートPCは上から
Spectre
ENVY
Pavilion
HP
というシリーズに分かれていて、本機種は一番下のランクのHP 15sです
安さがウリの機種なわけですから、そこにCore i5だCore i7だとやるのは安さという魅力がなくなって、筋が悪いと言えます
実際、HP 15sはキーボードの打ち心地や筐体の強度などで少し手を抜いてあります。
もしCore i5やCore i7の性能が欲しいなら、1つランクが上のPavilionシリーズで探した方がいいでしょう。
・HP 15s-fq0000/fq1000はやめとけ
・HP 15s-eq1000がおすすめ(4万以下で買える)
・性能を求めるならPavilion
実際ぼくはeqを買いました
1ヶ月使ってみた感想はこちら