ASUSのZenBook 15に新モデルが出ました
ZenBook 15 UX534FTC
型番: UX534FTC-A9060T
CPU: Core i5-10210U
メモリ: 16GB
SSD: 512GB
ディスプレイ: 15.6インチ FHD(1920×1080) 光沢
グラフィックス: NVIDIA GeForce GTX 1650 Max-Q
USBポート: USB-C x1、USB-A x2
インターフェイス: HDMI、SDカード、ヘッドフォン
バッテリーライフ: 9.4時間
重さ: 1.7kg
付属: USBイーサネットアダプター
CPUはIntelの第10世代Core i5、メモリは16GB。グラフィックスにGeForce GTX 1650 Max-Qを搭載したハイスペック仕様となっています
ZenBook 15の2019年モデルが第8世代CPU、GTX 1650という組み合わせでしたが、2020年モデルはCPUはランクアップ、グラフィックスはランクダウンという組み合わせです
ハイスペックと言いつつも、少し古さも感じられる構成となっています
価格は13.1万円(税込、送料込)です
驚くほど安いわけではないですが、まずまず平均的な価格に収まっていると思います
ASUSは一時期、かなり強気な価格設定を行っており、このZenBook 15の2019年モデルは発売当時20万台でしたからね。
ぼくはそのとき正直に「高すぎる!」って書きました。
さすがに売れ行きが悪かったのか、2020年モデルでは最初から相場に応じた価格を付けてきました。
◆GeForce GTX 1650 Max-Q
Max-Qというのは通常版ノートPC用グラボより小型で薄型のグラボのことです
そのため、通常よりも性能が少し落ちます
つまり
GTX 1650 > GTX 1650 Max-Q
です
Passmarkのベンチマークスコアによると
GTX 1060: 8153
GTX 1650: 7002
GTX 1650 Max-Q: 5869
GTX 1050: 4464
という感じ。
そんなに期待はできないですが、軽量~中量級のゲームなら快適に楽しむことができるでしょう
メモリが16GBあるのは良い点です。ゲームメインというよりも、どっちかというと画像編集、動画編集向けのPCかなという印象です
フルサイズのSDカードスロットが付いているので、デジカメのデータを取り込むのは便利です
2020年の新モデルという点で見ると、全体的に物足りなさを感じますが、1.7kgという軽さを考慮するなら、まあこの辺が1つの落とし所なのかなという気もします
ZenBook 15 | Lenovo Legion 550Pi | DELL G5 15 | |
CPU | Core i5-10210U | Core i7-10750H | Core i5-10300H |
CPUスコア | 6459 | 12675 | 9027 |
メモリ | 16GB | 16GB | 8GB |
グラフィックス | GTX 1650 Max-Q | GTX 1650 | GTX 1650 Ti |
グラフィックススコア | 5869 | 7002 | 7796 |
重さ | 1.7kg | 2.3kg | 2.34kg |
価格 | 13.1万 | 11.8万 | 12.1万 |
DELLやLenovoだと、CPUは末尾「H」、グラフィックスはGTX 1650や1650Tiという構成で、ZenBook 15よりも2ランクくらい上の性能ですが、重さは2.0kgオーバーとなってくるので一長一短と言えます
・1.7kgと軽めのボディ
・メモリ16GB
・ゲームもそこそこ楽しめる
・もっと重くてOKならDELLやLenovoなども選択肢に