1.スマホで写真撮ってくれと頼まれる
どうも最近写真を撮ってくれと頼まれることが多いです。大体は観光地で、割合は日本人と外国人がちょうど半々。
ぼくが大きいレンズを着けたカメラを持ってるせいでしょうか。
「あいつに頼めば大丈夫そう・・」
と見られている可能性は大きいです。
実際はそんなに大きなレンズでもないですし、あとぼくはギリ中級者レベルぐらいで、そこまでカメラに精通してるわけではありません。
そして「これで撮って」と渡されるのは100%スマホなんですよね。
これけっこう困るんです。
いや、スマホが悪いと言いたいわけではありません。
ぼくは普段スマホで撮らないので、スマホカメラに関しては素人同然、上手く撮れる自信が全くないからなんです。
ぼくに限らず、カメラを趣味でやってる人は意外とスマホで撮るの下手だったりするので、頼む側としては注意した方がいいですよ。
シャッター切るだけだけど、状況に応じて画面上をタップしてどこに露出を合わせるかとかできるんでしたっけ?あとフラッシュとか。
もうそういうのは全然わからないので、頼まれた場合はただ構図だけ決めてシャッターを切るだけにしてます。でもそれで依頼者の満足する結果にはなかなか結びつかないような気がしてます。
どうせ頼むなら、カメラに詳しそうな人じゃなくて、同じスマホで撮ってる人の方がいいんじゃないかと思います。
2.逆光で自撮り
最近観光地などでよく見かける自撮り。
観光地の有名な建造物などをバックに自分を入れて撮りたいという気持ちはわかりますが、屋外で太陽を背にして自撮りしている人を見かけては、あれで上手く撮れてるのかな~と要らぬ心配をしてしまうのです。
モロ逆光で自撮りすれば当然自分の顔は真っ暗ですよ。
もし顔に露出を合わせたら、今度は背景が真っ白。
こんなにときにはフラッシュを使うのが1つの定石なわけですが、初心者には少し難しいですね。特にスマホだと、うまく露出を合わせられるのかどうか・・ぼくは知りません。
ぼくは逆光大好きですが、それは人物の顔まできれいに撮る必要がないから。
こういうシルエットが好きだからです。
仮に友人とか妻に強い逆光下で顔も背景もきれいに撮ってくれって言われたら、ちょっと嫌な顔をします(笑)
そういった難しい条件は、避けて通るのが一番無難なんです。初心者はなんでも撮ろうとしますが、ちょっとカメラがわかってくると撮れないものを無理して撮らなくなります。
半逆光に位置をずらして撮るとか、光の条件を変えられるならまだしも、完全にここって決められた場所で、うまく写真を撮るのはとても難しいのです。
カメラ中級者と初心者の大きな違いは、光を常に意識しているかどうか?という点だと思います。
1番目に観光客から写真を頼まれて困ると書いたのは、逆光のシーンでニッコリ笑顔でポーズをとって写真を頼まれるからというのも理由に含まれているのです。
昼間だけじゃなく夜も同じです。ライトアップされた桜とか、レインボーブリッジとかを背景に顔を向けて「はいどうぞ撮ってください」と言われてもぼくにはどうすることもできません。
そしてそういたシチュエーションで自撮りしている人も気になってしまうのです。
ちょうど初心者を卒業して、どう撮れるかが頭の中で想像できるようになったぐらいにありがちな症状かもしれませんね。
3.夜景にフラッシュ
遠くの夜景を撮ってるのに、フラッシュがピカッと光ってるのをたまに見かけます。
これもあるあるですね(笑)
あれは「自分は素人です」ってまわりに派手に宣伝しているようなものです。すぐにやめましょう。
カメラが自動的にフラッシュを焚いているのか、それとも撮影者が意図的にフラッシュさせているのかわかりませんが、全く意味のない行為だということがまだまだ浸透していないようです。
遠くの被写体にフラッシュの光は届きませんし、近くの人物にフラッシュを当てると、顔がテカリ、背景の夜景が暗く写って最悪の仕上がりになります。
基本的に夜景や夜景バックのポートレートは、カメラ内蔵のストロボ(フラッシュ)だと厳しいということを覚えておきましょう。
夜景は三脚とスローシャッターで撮るのが基本です。
また夜景バックのポートレートとなれば、外付けのストロボも必要になってきて装備はプロ並みになってきます。