無料の画像編集ソフトPhotopeaはPhotoshopと激似です
ネットに接続していれば誰でも使用できるので、Photoshop(フォトショ)を買う前にまずはPhotopea(フォトピー)で試してみるといいかもしれません。
ぼくもちょっと前からこのソフトを試しています
昔は写真の編集にあまり時間をかけることはなかったのですが、最近はレタッチ技術も磨いていこうと思って始めました。
特にぼくが使いたかったのは、調整レイヤーとマスク。
いきなり有料のPhotoshopはハードルが高いので、まずは無料のPhotopeaで試してみたというわけです
実際に使ってみての感想は、まずまずいい感じです
Photoshopよりも機能は限定されていますが、無料でここまで使えるのはすごいなと思いました。
PSDファイル(Photoshop用ファイル)を扱うことができるので、Photopeaで作成したファイルをPhotoshopで使うこと、またその逆も可能です。
一番良い点は、Photoshopのハウツー情報がそのままPhotopeaに適用できるという点です
わからなくなったら、すぐにググります
すると、Photoshopの情報がたくさんヒットして教えてくれます
これは非常に助かりました。
無料ソフト自体は他にもありますが、Photoshopに似ていて情報にアクセスしやすいというメリットはこのPhotopeaでしか得られないものだと思います
調整レイヤー、マスクといった概念も使いながら覚えていきました。
ただメモリはけっこう食います
Photopeaはブラウザ上で動くソフト、ぼくのPC環境ではGoogle Chrome扱いになってますが、ご覧のとおり通常でもメモリが80%超えです
ぼくのノートPCは
Core i5-8265U
メモリ8GB
というスペック
これでも大体はちゃんと動きます
でもメモリは16GBあるとだいぶ安心かなと思います
これに関しては、本家のPhotoshopも似たような感じなのでしょうがないでしょう。
Photopeaができないこともいくつかあります
ぼくが気になったのは
・16bitモードがない(8bitのみ)
・ノイズ低減がない
・ぼかしギャラリーがない
といったところでしょうか。
16bitモードがないのはけっこう困ります
というのは、空の露出をいじることが多く、しかも空のグラデーションをきれいに見せたいのですが、8bitのままだだとトーンジャンプ(バンディング)が起こりやすいです
他にもノイズ低減やぼかしギャラリーがないなど、やはり本家との差を感じることがありました。
画像の切り抜きに関しても、クイック選択やオブジェクト選択の精度がやや落ちるかな~という印象です
Photopeaで重め編集を行う場合、そのプレビューが重たくなってしまいます
Phoshopはプレビューの段階は軽く、実際にその編集を実行するOKボタンを押してから時間がかかる仕様です
どちらが使いやすいかと言えば、断然に後者。Photoshopです
このように、細かい点を1つ1つ比較していくと、やはり本家のPhotoshopはすごいです
しかしPhotopeaでもかなり高度なレタッチが可能です
これはレタッチ初心者のぼくがPhotopeaでレタッチした写真です
結論としては
Photoshopにかなり近い
調整レイヤー、マスクなどを無料で学べる最高のソフト
細かい部分では、本家(Photoshop)と差がある
です