Peak DesignのEveryaday Sling 6Lを1年9か月使っています。
このカメラバッグはAmazonで1.9万円(税込、送料込)と結構なお値段します。
普段コスパ、コスパ言ってる筆者がこんなバッグにお金をかけることを不思議に思う読者もいるかもしれません。その理由は、Peak Designの使いやすさが気に入っていること、そしてPeak Designが生涯保証だからです。
通常使用で壊れた場合、買ってどんなに年数経っていても、無料で新品と交換してくれるという素晴らしい保証で、実際ぼくは2回もこの「神保証」のお世話になっています。
前回その保証で交換してもらったのがこのEveryaday Sling 6Lというわけです。
2年近くかなりハードに使いました。
その結論を書くと
良い
・以前壊れやすかったファスナーが丈夫になった
・カメラはフルサイズ機1台、APS-C機1台入る
・カメラを取り出しやすい
・バッグを背負ったまま長さ調節可能
・500mlのペットボトルが縦に入る
悪い
・デザインはふつう。もう少しシュッとしてほしい
・タブレットを入れるのは相当厳しい
となります。
ファスナー(ジッパー)が丈夫に
一番大きいのは最初に書いたファスナーが丈夫になった点です。
以前のバッグはファスナーが1つしか付いていませんでした。
それが現行モデルではダブルファスナー。
2つのファスナーにすることで負荷を分散させています。
しかし頻繁に開け閉めするせいか、ファスナーの金具部分はかなり剥げてきています。
ここはしょうがないですね。たぶん開け閉めの頻度によって変わると思いますが、ぼくの場合1回の撮影で10~20回くらいです。もっと頻度が少ない人なら、もっときれいな状態を保てるはずです。
以前のモデルでファスナーを2回も壊したぼくですが、現行モデルだと大丈夫かなと思います。すでに1年9か月無事に使えています。
フルサイズ機も余裕で入る
いつもEveryaday Sling 6Lに
Sony a7 IV(フルサイズ)+ ズームレンズ 24-105mm
Sony a6500 (APS-C) + 単焦点レンズ 9mm
の2つを入れています。
フルサイズ機にけっこう大きいズームレンズ(24-105mm)を付けても余裕です。さらにもう一台追加。APS-C機にコンパクトな単焦点レンズも入ります。
カメラ用のバッグじゃないと、バッグの中で機材同士がぶつかったりして傷付いてしまう危険がありますが、Everyaday Sling 6Lは仕切りが付いているのでその心配はありません。
あと地味にうれしいのがペットボトルが縦に入るという点。
ただ普段はカメラ2台を持っていくのでペットボトルを入れる余裕はありません。カメラ1台でOKの日やカメラなしの日もたまにあるのでそのときに飲み物が入るのが良いです。
仕事柄、パソコン新商品の発表会とかに出向くことがあるのですが、そういうときはフルサイズ機とズームレンズだけで十分なので、水を買うスペースを残しておけます。
ここが残念
レンズとかペットボトルとか、円筒形のものは入りやすく出来ているのですが、iPadなどのタブレットは意外と入らないです。
タブレットだけなら入りますが、カメラも入れると、タブレットへの圧が強くなるので故障の原因になりそうです。
入れるものの形状で得意、不得意があるという印象です。ミニ三脚は大丈夫です。
デザインは以前の5Lモデルから6Lになって、若干もっさりしました。
カメラバッグは大体もっさりしてるので、その中では比較的デザイン性がある方だと思います。でも、背負ったときのシルエットはバッグだけポコっと出ていてあまりカッコ良くないです。
電車に乗るときは邪魔にならないようにバッグをお腹の方に回します。その状態もウエストポーチっぽさが出てあまり好きではありません。
まとめ
スナップ用のカメラバッグとして高く評価したいです。
弱点だったファスナーが丈夫になったのが大きいです。
1年9か月使った感想なので、それだけ信頼度も高いと思ってください。
Amazonではずっと在庫切れになってましたが、ようやく在庫が回復したようです。