写真の水平垂直を出すためにぼくが使ってるのはPhotoshopの「Camera Raw フィルター」です
写真をPhotoshopで開いたら、上部のメニューの「フィルター」の中から「Camera Raw フィルター」を選択します
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2020/08/digi2008178-1.jpg?resize=640%2C417&ssl=1)
そうすると、新しいウインドウが出て、写真の横に編集項目がいくつか並んでいる状態になります。
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2020/08/digi2008179.png?resize=532%2C447&ssl=1)
ここでジオメトリを選択します
ジオメトリの下にいくつかアイコンがあります。
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2020/08/digi2008171.png?resize=389%2C149&ssl=1)
最初の選択されているのは補正なしの状態。
次に「A」を書かれたアイコンがありますが、これをクリックすると自動で遠近法の補正を行ってくれます
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2020/08/digi2008172.png?resize=389%2C194&ssl=1)
さらに次は水平。
これは横(水平)のラインをきっちり出すのに使います
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2020/08/digi2008173.png?resize=389%2C168&ssl=1)
次は垂直。
これは水平と垂直のラインを出してくれます
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2020/08/digi2008174.png?resize=389%2C203&ssl=1)
最後はフル。
レベル、水平、垂直の遠近法の補正を行います。
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2020/08/digi2008175.png?resize=389%2C203&ssl=1)
言葉にするとちょっと難しそうですが、試しにクリックしてみましょう。画像がどう変化するかで直観的に理解できるはずです。
ぼくがよく使うのは「自動」と「垂直」です
それでもうまくいかない場合は、最後の「ガイド付き」を使います。これは自分で水平線、垂直線を2本以上描画して補正する方法です。
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2020/08/digi2008176.png?resize=420%2C291&ssl=1)
Photoshopは補正の精度がかなり高いので、ほぼ「自動」か「垂直」で補正できることが多いです。
例えば、下の写真
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2020/08/digi2008177-1.jpg?resize=464%2C550&ssl=1)
この写真は縦のラインが特徴の写真なので、そのラインはきっちり垂直に合わせたいところです
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2020/08/digi2008177-1.png?resize=464%2C550&ssl=1)
最初の状態ですでに合ってるように見えますが、実際にPhotoshopのCamera Rawフィルターで補正すると、微妙にズレてることがわかります
補正前と補正後の比較です
![](https://i0.wp.com/digitalista51.com/wp-content/uploads/2020/08/digi2008179.gif?resize=464%2C550&ssl=1)
これを見ると、けっこうズレていたんだな~と思いますね
水平垂直を補正するために、回転操作やパース補正などを行う方法もありますが、それよりも今回紹介したCamera Rawフィルターの方が簡単です
Camera Rawと言ってますがJPEGデータでも可能です。
ぜひ試してみてください