2023年のノートパソコン市場は価格も納期も比較的安定していた1年だったと思います。
主要メーカーの価格は安定していましたが、為替はかなり動きました。
ドル円レートは1月に130円でスタートし、どんどん円安へ。
11月には151円をつけました。
ちょうどその頃はブラックフライデー。
各メーカー、期待ほど安くならなかったのは円安のせいもあるかもしれません。
でも1年全体で見るとそれなりに安く買えたのではないかと思います。
その中でも最も良いタイミングは
6月~7月
でした。
この時期は
・DELL InspironやLenovo IdeaPadといった人気機種が値下げ
・HPも決算セールで安くなった
と「よりどりみどり」の状態でした。
筆者が6月に購入したのはDELL Inspiron 14 5435
CPU: AMD Ryzen 5 7530U
メモリ: 16GB
SSD: 512GB
ディスプレイ: 14インチ 1920x1200、IPS
という構成で7.8万円(税込、送料込)でした。
そのときは「安く買えてラッキー!」と思ってましたが、買った次の週には6.9万まで値下がりしました。
毎年価格動向をチェックしているプロの目から見ても、この価格は衝撃でした。
今では見慣れた価格ですが、2023年前半までは8~9万くらいが妥当なのかなと思ってたところでの一気の値下げだったのですごく驚いたのを覚えています。
ちなみに12月時点でも上記モデルは7.0万で買えます。
あと、同じInspironシリーズのInspiron 13 5330もこの時期に9.5万で買えました。
CPU: Core i5-1340P
メモリ: 16GB
SSD: 512GB
ディスプレイ: 13.3インチ 2560x1600、100%sRGB
重量: 1.24kg
で9.5万円(税込、送料込)
いまだと12万するモデル。この時期にサッと買った人は自身の決断を褒めてあげてください。
HP ENVY x360 13-bfはちょっと遅れて7月が買い時でした。
CPU: Core i7-1250U
メモリ: 16GB
SSD: 1TB
ディスプレイ: 13.3インチ 2880x1800、OLED、タッチ対応
重量: 1.33kg
という構成で12.7万円(税込、送料込)
いまはセール時でも15万します。
◆まとめ
実は6月~7月が安いという傾向は2022年も同じ。
この時期は
・人気機種の発売から数か月後の値下げ
・メーカーの決算セール
が重なっているのでお買い得となる傾向が強いです。
ただし2024年は新CPUの発表時期が例年と少し違うので、今年と同じになるかわかりません。
はっきり言えることは2つ。
・DELL Inspironの最初の値下げ(発売から数か月後)
・HPなら7月の決算セール
来年PCを買い替えたい人はこの2つを必ずチェックしておきましょう。