HP 15s-eq2000の実機を量販店でチェックしてきました。
このHP 15s-eqシリーズは安さが売りのノートPCで、2020年前半に大ヒットしたシリーズです。2020年モデル(eq1000)の実機をさわったことはありましたが、そのボディはプラスチック感満載で、安っぽい印象がありました。
なので当サイトでは
- HP 15s-eqは出しても4万まで
- いくらCPU性能が良くても5万以上出して買うような製品ではない
と主張してきました。
しかし、今回量販店で実機をチェックしたところ、ボディの安っぽさがいくらか改善されてました。
正確に言うと、店頭に置いてあったのは兄弟機のHP 15s-fq2000です。
「デザインはeqと全く同じです」とHPの店員に説明されました。
ボディの材質はプラスチック(樹脂製)です。
ただ同じプラスチックでも見た目は良くなっていると感じました。
もしかしたらカラー(シルバー)のせいかもしれません。
先代のeq1000はホワイトでした。
白はプラスチック素材だと余計に安っぽく感じてしまいますからね。
ともかく、2021年モデルのHP 15s-eq2000はそこまで悪くないです。
1つ上のPavilionシリーズを70点とすると、HP 15s-eq2000は60点くらいでしょうか。(当初のイメージが50点くらいだったのを上方修正して60点)
ちなみにDELLの人気機種、Inspiron 15 AMDは75点くらいです。
なので上方修正したとは言え、HP 15s-eq2000がコスパがとてもいいというわけではないです。
HP 15s-eq2000のRyzen 5モデルが7.6万
DELL Inspiron 15 AMDが6.7万
コスパ最強機と比較すると、まだちょっと高いかなという感じがしますが、eq2000の方はSSDが512GBあるのでけっこう頑張ってる方でしょう。
その他、eq2000の良い点と悪い点を簡単にまとめると以下のようになります。
Webカメラを隠すシャッターは付いていません。
確実にカメラをオフにできる機構があると安心ですが、まあこれはしょうがないです。
あとキーボードを押すとちょっとたわみます。
キーの打鍵感は旧モデルよりもだいぶ良くなってますが、それでもまだ合格点はあげられないかなと思いました。
でもキーボードに指紋センサーが付いています。
これはeq1000にはなかったのでやはりグレードアップしていることは間違いないです。
◆まとめ
- 見た目はまずまず
- ボディは樹脂製
- キーボードはけっこうたわむ
- 指紋センサーあり
- カメラを隠すシャッターは無し
- Pavilionを70点とすると60点くらいの出来
当サイトでは「8万以上出す製品ではないが、それ以下ならアリ」という見解です。