Ryzenの次世代CPU、Ryzen 7-4800Uがすごいらしいという報告をいくつか目にします
有名な海外サイト(notebookcheck)で、
Lenovoが自社のノートPCでテストしたところ、Cinebench R15 Multi Coreで1550ポイントのベンチマークスコアをマークできると主張している
とありました
Cinebench R15 Multi CoreはCPUの性能を測るベンチマークとして有名です
その数値が1500ポイントというのは、デスクトップ並の数値でかなり優秀です
しかもこれは15WのTDP枠での話。
薄型のノートPCでも十分性能を発揮できる可能性が高いということですから、
これが本当だとするとかなり凄いことだと思います
別の海外サイト(https://www.cpu-monkey.com/)ではCinebenchのR20のスコアが出てました
R15とR20、まとめて表にすると以下のようになります
R15 Multi Core | R20 Single Core | R20 Multi Core | ||
Ryzen 7-4800U | 8コア | 1302 | 472 | 3102 |
Core i7-10710U | 6コア | 1060 | 460 | 2364 |
Core i7-10510U | 4コア | 758 | 471 | 1523 |
Core i7-1065G7 | 4コア | 704 | 457 | 1641 |
比較対象は、Intelの第10世代。
Core i7-10710U(6コア)でも歯が立ちません
CPU MonkeyのスコアだとR15 Multiが1302です
最初に書いた1550というのはさすがに言い過ぎだとしても十分大きな数値です
8コアの恩恵と言えるでしょう
一方Single Coreのスコアは大きな差はありません
なので、Ryzen 7-4800Uにすれば、全てがより高速化するってわけではなさそうです
一般的にゲームはベースクロックが効くことが多いので、ゲーム関係はそこまで得意ではないかもしれません
しかし画像編集、動画編集などはかなり高速化しそうです
LenovoのThinkPad X13にはこのRyzen 7-4800Uが搭載される可能性が高いので、それも1つ楽しみな点です