Core Ultra搭載のInspiron 13 5330 (2024年モデル)をレビュー

今回はDELL Inspiron 13 5330 (2024) のレビュー記事です 【DELL 貸出提供】

DELL Inspiron 13 5330は2023年12月発売のノートPC。

  • CPUにインテル最新のCore Ultraシリーズを搭載
  • 13.3インチ 16:10ディスプレイ
  • 2560×1600ピクセル、sRGBカバー率100%
  • Thunderbolt 4が2つ
  • 重量は1.24kg

という特徴があります。

この機種のデザインは2023年モデルと全く同じ。CPU、内蔵GPUが刷新されて性能アップしたモデルとなります。

結論から言うと、価格次第で評価は変わります。

まずまず軽く性能も良いのですが、価格がまだ安定しません。

このレビューを書いている時点(3月20日)では15.9万~とちょっと高いので、評価も付けづらいです。DELLの例年どおりの安さを本機にも期待したいです。

レビュー機のスペック

・Windows 11 Home 64bit
・CPU: Core Ultra 5 125H
・メモリ: 16GB (8GBx2) オンボード
・SSD: 512GB
・ディスプレイ: 13.3インチ 2560x1600、非光沢、IPS
・USBポート: Thunderbolt 4 x2、USB-A x1
・インターフェイス: HDMI、ヘッドフォン
・Webカメラ: FHD(1080p)、プライバシーシャッター
・顔認証なし、指紋認証あり
・重量: 1.24kg

レビュー機はCore Ultra 5のモデル。メモリはオンボードなので増設はできません。

3月20日時点の価格は16.3万円(税込、送料込)となっています

Core Ultra 7 155H搭載の上位モデル(15.9万)も用意されています。

どちらも在庫が不安定なのか、価格はちょっと高めです。あと毎週のように価格が変動しています。

しばらくすると、もう少し安い価格で安定するはずです。

筆者の勝手な予想では少なくとも13万円台までは下がると思っています。

※価格の最新情報はDELLのオンラインストアで確認してください。

デザイン、ディスプレイ

カラーはプラチナシルバー。

Inspironではお馴染みのカラーです。

ボディのデザインは2023年のInspiron 13と同じです。アルミ合金を使用した天板は、中央にDELLのロゴが入っています。

重量は実測で1.25kgです(カタログ値は1.24kg)

まずまずの軽さで持ち歩きも可能です。ただ13.3インチの中ではちょっと重めです。

1.0kg未満の超軽量タイプを求めるなら、日本メーカーのPCを候補として考えてもいいでしょう。

ディスプレイは

・2.5K相当 (2560×1600)
・縦横比16:10
・非光沢
・リフレッシュレート 60Hz
・輝度(明るさ) 300nit
・色域 sRGBカバー率 100%

という仕様。

映り込みは少なく見やすいディスプレイです。

明るさは300nit。モバイルノートとしてはやや暗めです。そのせいか、色の鮮やかさがもう一歩足らないと感じました。

ディスプレイの平均レベルは年々上がってきています。本機の価格帯なら、輝度は400nitくらいあってもいいかなと思います。

良い: アルミ合金のボディで高級感がある
良い: 色域が広い、高解像度
悪い: 少し暗い。色の鮮やかさが足りない

Webカメラ

Webカメラはプライバシーシャッター付き。使わないときは隠せるので、意図せずに自分が映ってしまうという心配がありません。

解像度はFHD(1080p)。
コントラストが効いていて抜けの良い写りです。

他機種と比べるとちょっと寒色(青)寄りかなと思います。

良い: FHDカメラで写りは良好

ベンチマーク

CPUはCore Ultra 5 125H。2024年のインテル最新モデルです。

PassMarkのベンチマークテストを実施したところ、

シングルスレッド: 3642
マルチスレッド: 22804

というスコアでした。

期待どおりのスコアでシングル、マルチともに優秀です。

ただ2023年のInspiron 13のCore i5-1340Pと比較すると少し下でした。

PCMark 10

PCMark 10はリアルなアプリを使用したベンチマークで、一般的な利用、ビジネス利用、デジタルコンテンツ制作の3種類の作業の快適さを計測するベンチマークソフトです。

結果は以下の通り。

ここで注目したのはデジタルコンテンツ制作のスコア。

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モバイルノートの中では非常に優秀です。

ここではInspiron 13 (2023)よりも明らかに上回っています。

PhotoshopでRAW現像

PhotoshopでRAW現像10枚にかかる時間を計測してみました

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こちらはInspiron 13 (2023)より少し遅れました。

全体としては上位の速さです。

AIによる画像処理 (Photoshop)

Photoshopのノイズ除去はAIを利用した新機能です。この処理にかかる時間も計測しました。

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この作業はグラフィック性能も効いてくるので、2023年のInspiron 13よりは良いタイムが出ています。

ただ依然として専用グラフィックスを搭載したゲーミングノートとは差があります。

Davinci Resolveで動画編集

動画編集ソフトのDavinci Resolveで180秒の動画をyoutube用に書き出すのにかかった時間を計測してみました。

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書き出しは逆に2023年のInspiron 13の方が速いという結果でした。

軽めのゲーム

最後は定番のベンチマーク、ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ(2021年発売)です。

1920×1080 標準品質(ノートPC)という条件でスコアは8417、「快適」という結果で平均フレームレートは59fpsでした。

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モバイルノートとしてはまずまず。軽めのゲームを低設定で楽しむことができます

ただ高いフレームレートが必要なfps系ゲームとなるとまだまだ性能不足です。

以上のことをわかりやすくまとめると

○ネット、動画鑑賞
○オフィス系ソフトで事務作業
○Web会議
〇画像編集
△動画編集
△ゲーム

という快適度になります。

Inspiron 13 (2023)との比較では

・デジタルコンテンツ制作
・AI
・ゲーム

で大きく進化していることがわかりました。

良い: デジタルコンテンツ制作の快適度がアップ
良い: グラフィック性能が大きくアップ
微妙: 特定のアプリではそこまで高速になっていない
微妙: 100%クリエイター向けというにはちょっと足らない

キーボードの配列と打鍵感

キーピッチ(キーの間隔)は19mm、キーストローク(深さ)は1.5mmです。

パッと見てわかるのが、キーが端ギリギリまで配置されているということ。13.3型ながら特定のキーが小さくなってしまうようなことはありません。

EnterキーとBackspaceキーが横をくっついてしまったのは残念ですが、それ以外は良く出来ています。

そしてバックライト付きなので暗い場所で使うときもタイプしやすいです。

良い: 小さいキーがなくて打ちやすい

インターフェイス

USBポートはUSB-Cが2つとUSB-Aが1つです。

万能ポートであるThunderbolt 4が2つあるのが良い点です。

・転送速度 40Gbps
・PD対応(モバイルバッテリーから充電OK)
・映像出力可能

です。

ただし1つは電源ポートも兼ねているので、常時使えるThunderboltは1つとなります。

あとはHDMIとヘッドフォンジャック。

13.3インチとしては充実している方でしょう。

良い: Thunderbolt2つ
良い: USB-Aも1つ残っている

バッテリー、排気音、熱など

バッテリー容量は54Whです。 
以下の条件でテストしてみました。

・画面の明るさをMAX
・wifi環境
・youtube動画を流しっ放し

結果は約9.5時間。平均よりも長め。優秀なバッテリーライフです。

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2023年のInspiron 13よりもバッテリーライフが約1.5倍に伸びています。

熱や音についても問題なし。

負荷時のファン音も39デシベルと許容範囲内でした。ノートPCの平均的な駆動音です。

評価まとめ

WordPress Tables Plugin

悪い点
・3月20日時点では価格が不安定
・ディスプレイがちょっと暗い

良い点
・まずまずの軽さ。デザインも良し。
・グラフィック性能がアップ。軽さもゲームまで楽しめる
・万能ポートのThunderboltが2つ
・長時間バッテリー

2023年モデルから、性能、バッテリーが良くなり、モバイルノートとしての完成度が高まった一台と言えます。

ビジネス利用までなら文句なし。クリエイティブワークも軽めの動画編集までなら苦にしない性能です。

欲を言えば、ディスプレイがもっと明るく、またリフレッシュレートも最近主流となりつつある120Hzに対応してほしかったなと思います。

あとは価格でしょう。
冒頭に述べたように、本機はまだ価格が安定していません。

3月20日時点では、レビューしたCore Ultra 5よりもUltra 7の方が安くなっています。Ultra 5も4月以降に安くなるのではと期待しています。

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