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Ryzen 5 5600U、Ryzen 7 5800Uのベンチマーク。PassMarkのスコアは優秀だが・・

AMD RyzenのZen3アーキテクチャとして2021年に出たRyzen 5 5600U、Ryzen 7 5800Uは8コア16スレッドというスレッド数の多さが特徴です。

そのベンチマーク(PassMarkスコア)は以下のようになっています。

マルチスレッド性能が高いのはこれまでのRyzenの傾向としてわかっていたことなのですが、このZen 3はシングルスレッド性能も高いです。

シングルスレッドでインテル第11世代のCore i7-1165G7を上回るスコアを出しています。

シングルが高いと、アプリ起動やネットなどの基本的な作業の快適性が上がります。リアルなアプリの快適度を測定するベンチマークPCMark10では、Ryzen 5 5500UやRyzen 7 5700Uよりも優秀な結果が出ています。

Adobe LightroomやPhotoshopとの相性

PassMarkスコアでは文句のない結果だったZen 3ですが、クリエイティブな作業となると話は別。

ノートPC用のRyzenはAdobeソフトとの相性が悪く、インテルのCore i7-1165G7にまだ負けています。

AdobeのLightroomやPhotoshop、Premiere Proを使用したBAPCo社のベンチマークCrossMarkでは、以下のような結果になります。

8コア16スレッドのRyzenが4コア8スレッドのインテルに負ける。おかしな話ですが、これはインテルの独自AI処理技術によるところが大きいようです。

インテルとの差はありますが、同じRyzenで比較すると優秀です。Ryzen 7 5800UはRyzen 7 5700UやRyzen 7 4700Uよりは格段にAdobeとの相性が良くなっています。これは前述したシングルスレッド性能のお陰だと思います。

Ryzenが得意な作業

Ryzenはマルチスレッドが効く作業を得意とします。
具体的には動画エンコードや、3DCGのレンダリングといった作業です。

レンダリングソフトBlenderを使って3DCGを作成する場合は、インテルよりも快適に動きます。

Zen 3を搭載したノートPC

Ryzen 5 5600UやRyzen 7 5800Uを搭載したPCはいくつかありますが、注目しているのは先月出たばかりのHP Pavilion Aero 13。

13.3型で957gという軽さがウリです。

Ryzen 5 5600U、メモリ8GB、SSD256GBという構成なら9.3万円(税込、送料込)となっています。

公式ストア Pavilion Aero 13

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