Core i7-1260P (インテル第12世代)でPhotoshopのRAW現像が爆速になった件

先日レビューした記事でも紹介しましたが、インテルの第12世代AlderLake-Pはヤバいです。

PhotoshopでRAWデータを10枚連続で現像するのにかかった時間が5.6秒。

これまで10秒、9秒、8秒と少しずつタイムを縮めてきたのが一体何だったのか?というくらいの衝撃的な5秒台でした。

しかもこれをマークしたのは875gの超軽量ノートdynabook GZ/HVなんですよね。ゲーミングノートとかクリエイター向けノートじゃなくて、超軽量のモバイルノートでこの爆速タイムが出たので二重の驚きでした。

Core i7-1260PのPassMarkベンチマークスコアはそこまで圧倒的ではありません。

普段よく目にするのはマルチスレッドの方ですが、それだとRyzen 7 5800UやCore i7-11800Hに余裕で負けています。

でも今回の結果を見ると、シングルスレッドのスコアも重要ってことがよくわかります。

Core i7-1260Pのシングルスレッドは3589。
2021年のエース格だったCore i7-11800HやRyzen 7 5800Hを約15%上回ります。

しかしシングル性能だけでPhotoshopの爆速っぷりは説明できません。シングル性能も理由の1つになるんでしょうけど、それが全てではありません。

もしそうならRyzenもZen2からZen3になってシングル性能が改善されたときにもっとタイムが縮まらないとおかしいです。逆にインテルだけ30%以上のタイム短縮になるのもおかしいです。

現段階では爆速の理由はまだ明確にはわかりません。

挙げるとするなら、

・シングルスレッド性能がアップ
・メモリがDDR5になり高速化
・インテルとAdobeの相性
・サンプル数が少ないゆえの外れ値

といったようなことが理由として考えられます。

正確な評価はまだこれからですが、AlderLake-Pの性能は評判どおり相当高いと思っていいでしょう。特にAdobeソフトとの相性は抜群なので、クリエイター向けPCとしていけます。

いいですか、CinebenchやPassMarkのマルチだけ追いかけていると見逃してしまいますよ。もうマルチスレッドだけでCPU性能を評価するのはもう時代遅れになりつつあります。今回のCore i7-1260Pでそれがよくわかりました。

今後はちゃんとシングルスレッドも評価していく流れになっていくでしょう。

【参考】dynabook GZ/HVのレビューはこちら

dynabook GZ/HVは2022年3月発売のノートPC。 13.3インチ、875gで持ち歩きOKCPUはインテル第12...

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